2016年04月25日

フィフス・ウェイブ3

「アイアムアヒーロー」との意外な類似性
5thwave公式サイト。原題:The 5th Wave。リック・ヤンシー原作、J・ブレイクソン監督。クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リヴィングストン、マギー・シフ、アレックス・ロー、マリア・ベロ、マイカ・モンロー、ザカリー・アーサー、ガブリエラ・ロペス、リーヴ・シュレイバー。このライフルを構えたモレッツ(←写真)を見ると、「アイアムアヒーロー」の大泉洋と重なって見えてしまう。方や日本のDQN、方や世界レベルのDQNというスケールの違いはあれど。
こちらはZQNのゾンビと違って、正体不明のエイリアン、アザーズ、冴えない漫画家志望と同様、ゴキブリ=一般庶民が主役だ。電磁波攻撃、地震&津波攻撃(これ、東日本大震災系)、さらには鳥インフルエンザ攻撃で人類の大半は志望した模様。地球の生態系を保持したまま地球を乗っ取るために戦略的に滅ぼしにかかっているらしい。
実際、人類VS.エイリアンらしい戦闘は封印されているのもよく似ている。「アイアムアヒーロー」でも自衛隊機が夥しく飛んでいる描写はあるが、どんな戦闘をしたのか全く分からないまま。本作も気が付けば、もう人類滅亡寸前状態らしいのだ。本作でも次から次へと軍用機が飛び立つシーンがあるが、乗せられているのは囚われの人類。ということは「アイアムアヒーロー」の自衛隊機も実は既にゾンビに乗っ取られていたのかも。
最後の攻撃は人間同士の殺戮。ここでまた、「アイアムアヒーロー」と重なって来る。人間とゾンビの区別がつかない状態からだんだん区別がついてくるパターンも同じ。オハイオ州に住むごく普通の女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は人間なのかアザーズなのか分からなくなった状態でライフルを持って森を駆け、十字架のペンダントを掛けた男を誤射してしまうのだけれど、これはキリスト教も何も役に立たないことを表現した欧米特有の作法と呼ぶべきか。
助けるためにライト・パターソン基地からやって来たというボッシュ大佐(リーヴ・シュレイバー)は正体がばれた後、人間を全滅させる理由を聞かれ、「君たちも同じことしてきただろう」と語る。つまりは人類皆DQNだろう、我々ZQNと変わらんだろうと。それにしても、リーヴ・シュレイバーは「スポットライト 世紀のスクープ」でもそうだったが、静かな口調で語ると凄く重みがあって説得力がある。敵であっても味方であっても。
まあ、「レヴェナント:蘇えりし者」だって、そもそもは「同じこと」してきたのだろうし。実際、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)だって白人=アザーズと先住民の中間の立場だったが、本作でも中間的人間が登場している。「アイアムアヒーロー」にも人間とゾンビの中間的立場の人がいたいた。
気が付けば、最近観た作品の総合編のような感想になってしまった。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


Posted by y0780121 at 18:03│Comments(0)TrackBack(11)clip!洋画フ | ★3

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/y0780121/50840186
この記事へのトラックバック
地球外生命体<アザーズ>による、第1の波≪暗黒≫、第2の波≪崩壊≫、第3の波≪感染≫、第4の波≪侵略≫という4度の攻撃を受け、人類の99%が死滅。 女子高生キャシーは弟サムを探すため、子供たちが避難している米軍基地を目指す。 途中、若い男エヴァンに命を助けられる
フィフス・ウェイブ【象のロケット】at 2016年04月26日 23:57
謎の地球外生命体“アザーズ”の攻撃で、99%死滅人類が死滅してしまった中、生き残りをかけて闘う女子校生の姿を描く。 『インデペンデンス・デイ』など、これまでも地球外生命体が地球に攻め入ってきて、地球人を絶滅寸前まで追い込むというストーリーの物語は多いですが..
フィフス・ウェイブ / The 5th Wave【勝手に映画評】at 2016年05月02日 18:10
クロエちゃんは可愛かったなぁ。
フィフス・ウェイブ【だらだら無気力ブログ!】at 2016年05月02日 23:11
監督:J・ブレイクソン 出演:クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リヴィングストン、マギー・シフ、アレックス・ロー、マリア・ベロ、マイカ・モンロー、ザカリー・アーサー、リーヴ・シュレイバー、トニー・レヴォロリ、タリタ・ベイトマン 【解...
フィフス・ウェイブ(2D 字幕版)【タケヤと愉快な仲間達】at 2016年05月03日 07:16
 リック・ヤンシー原作の同名小説を、「アリス・クリードの失踪」のJ・ブレイクソン監督、「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ主演で映画化。異星人「アザーズ」による4度の攻撃で、壊滅状態と陥った地球を舞台に、生き別れた弟を探すべく、過酷な旅に出る少女
[映画][2016年の映画][☆☆☆★★]「フィフス・ウェイブ」感想【流浪の狂人ブログ〜旅路より〜】at 2016年05月03日 10:17
映画『フィフス・ウェイブ』は、予告編や広告で受けたこちらのイメージを随分と裏切っ
「フィフス・ウェイブ」:SFパニックと思いきや・・・【大江戸時夫の東京温度】at 2016年05月03日 23:33
公開から一月過ぎた土曜日の夕方。座席数540席の大劇場に30名弱位の寂しい客入りだ。
「フィフス・ウェイブ」@丸の内ピカデリー3【新・辛口映画館】at 2016年05月30日 23:39
THE 5TH WAVE 2015年 アメリカ 112分 SF/サスペンス/青春 劇場公開(2016/04/23) 監督: J・ブレイクソン 『アリス・クリードの失踪』 製作: トビー・マグワイア 原作: リック・ヤンシー『フィフス・ウェイブ』 出演: クロエ・グレース・モレッツ:キ...
フィフス・ウェイブ【銀幕大帝α】at 2016年11月12日 14:04
【THE 5TH WAVE】 2016/04/23公開 アメリカ 112分監督:J・ブレイクソン出演:クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リヴィングストン、マギー・シフ、アレックス・ロー、マリア・ベロ、マイカ・モンロー、ザカリー・アーサー、リーヴ・シュレイバー STO
フィフス・ウェイブ【★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★】at 2017年02月05日 20:45
【概略】 圧倒的知能を持つ生命体・アザーズの4度にわたる攻撃によって人類の99%が死滅。キャシーは5度目の攻撃を止めるべく、アザーズの秘密を探り始める。 SFアクション 暗黒、崩壊、感染、侵略…そして…人類を滅亡に導く、最後のWAVEとは? クロエ・グレース
フィフス・ウェイブ【いやいやえん】at 2017年04月08日 08:06
☆☆(4点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督J・ブレイクスン ネタバレあり
映画評「フィフス・ウェイブ」【プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]】at 2017年05月05日 17:31