2016年07月01日

2016年上半期映画ベスト20

fukigen早いもので今年も前半終了。半年が過ぎたという実感はますます薄らぐ、なんてことここ数年毎年書いているような気がする。気を取り直して、昨年に引き続き、今年上半期(1-6月)に観た映画の現段階でのベスト20を選んでみた。現段階というのは年末になれば変わるかもしれない、ということなのだけれど、それにしても今年前半は豊作な気がする。特に邦画に秀作が多くて選ぶのに困る。昨年同様、邦画、洋画の区別なし。ランキング11位以下はコメント省略。
1.ふきげんな過去
この作品、どう見ても、埴谷雄高の「死靈」を下敷きにしているぽい。こんな難解な作品を二階堂ふみときたら軽々と演じ切っている。
2.オートマタ
2045年問題の人工知能と猿から進化した人類の歴史を重ね合わせた叙事詩的SF。
3.葛城事件
昭和世代の価値観は最後まで抜け切れず、結局、退屈な日常に屈してしまうような、居直ってどーでもいいじゃん的な強固な日常性を描いているような。
hisohiso24.ひそひそ星
低予算風なのが残念だが、福島の砂浜海岸のシーンは何とも静謐で美しい。これまで見た園子温作品で最高。
5.ルーム
卵の内と外を少年の成長とともに描いた発達心理学的ドラマ。
6.リップヴァンウィンクルの花嫁
“本物”と“偽物”の人生、実は区別などできないというお話。どうでもいいや感が満載。
7.エクス・マキナ
オートマタ 」と双璧をなす人工知能SF。こちらはより人工知能そのものに特化している感じがする。
8.シェル・コレクター
美しい海とセックスの海とスケベの海と宗教の海が混淆していていかにも沖縄的と言えば沖縄的。
9.山河ノスタルジア
金権資本主義化した現代中国をこれほど詩的に描ける監督はそうそういない。
sekaneko10.世界から猫が消えたなら
コピペ&デリートの世界を描き、人生と映画の区別が分からなくなったような世界。その意味で「リップヴァンウィンクルの花嫁」と同系統の作品。そして、そういう作品が実に多い。
11.ヒメアノ〜ル
12.アイアムアヒーロー
13.ロブスター
14.グランドフィナーレ
15.残穢(ざんえ)‐住んではいけない部屋‐
16.蜃気楼の舟 ‐
17.女が眠る時
18.虹蛇と眠る女
19.孤独のススメ
20.スキャナー 記憶のカケラをよむ男
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Posted by y0780121 at 20:48│Comments(0)TrackBack(0)clip!映画特選 

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