2016年11月05日

続・深夜食堂3

dokushinya公式サイト。安倍夜郎原作、松岡錠司監督。小林薫、佐藤浩市、池松壮亮、多部未華子、河井青葉、 キムラ緑子、余貴美子、不破万作、綾田俊樹、松重豊、光石研、安藤玉恵、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、中山祐一朗、山中崇、宇野祥平、金子清文、平田薫、篠原ゆき子、渋川清彦、谷村美月、渡辺美佐子、オダギリジョー、山中崇、片岡礼子、小島聖、井川比佐志、野嵜好美。「深夜食堂」から1年半以上。今回の献立は「焼肉定食」、「焼うどん」、「豚汁定食」からなるオムニバス未満。
「焼肉」はいきなり喪服姿が集まる。通夜帰りなのだろうか。清めの塩を他の客に渡して「ゆで卵にかけなよ」って言うのだけれど、当店は玉子焼き専門らしく、ゆで卵は出て来ない(笑)。
一人喪服コスプレの範子(河井青葉)がいるのだけれど、担当の作家先生が目の前でなくなりガチ喪服。さらに恐ろしいことに男性(佐藤浩市)に近づかれ、2人で店に。結局、2人ともコスプレ趣味があったからだろうか。男はもっと実用的コスプレなのだけれど。本作って大物俳優が一番クソな役柄で出て来る。意外と大物俳優もこの深夜食堂に出演して日頃の垢を落としたいのだろうか。前作では向井理が脱イケメンしていたし。
「焼うどん」では、その役割は池松壮亮。何と蕎麦屋の出前。深夜食堂に蕎麦屋さんが出て来るって反則な気がするし、注文が焼うどんなのはさらに反則。思えば警官(オダギリジョー)にストーカーし続けている人も中華料理店の出前(野嵜好美)。野嵜好美ってチョイ役が多いのだけれど、なんかいつも味わいのあるキャラ。まだまだ新橋の老舗料亭の女将(余貴美子)も、料理修行中のみちる(多部未華子)も前作に引き続き出ていて、まあ、ライバル店(?)の人が多いこと。15歳年上の意中の人ってさらに反則だろう。
「豚汁定食」は当店の代表的料理。警官と女性タクシー運転手が活躍するのだけれど、福岡からやって来た年寄り女性(渡辺美佐子)はキテキテ詐欺に逢う。最近は泣き叫んで訴えるみたいだ。思えば、本作、犯罪事件がよく出て来るが、それをカバーするくらい温かい計らいがあって。だけど、基本的にみんな薄幸のままなのだ。
大体がマスターがどうも薄幸の果てに深夜食堂を営んでいるフシがあるし、露骨に「吹き溜まり」という台詞がある。ちなみに本作の中で桜咲く春から大晦日までのある種大河ドラマになっていて、今年もこれで年が暮れるのだ。新年が明けてもいいことは起こりそうになく、ただただ時間のオアシスであり続けるのだ。
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Posted by y0780121 at 20:12│Comments(0)TrackBack(1)clip!邦画シ | ★3

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カウンターだけの狭い店ながら、マスターの料理と居心地の良さで、つい立ち寄りたくなる“深夜食堂”こと“めしや”。 春夏秋冬、ちょっとワケありな客が現れては去っていく。 喪服で焼肉定食を食べにくるキャリア女性、焼うどんが大好きな蕎麦屋の跡継ぎ息子、豚汁定食が
続・深夜食堂【象のロケット】at 2016年11月06日 11:36