2017年01月17日

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場3

EITS公式サイト。イギリス映画、原題:Eye in the Sky。ギャヴィン・フッド監督。ヘレン・ミレン、アイシャ・タコウ、アーロン・ポール、イアン・グレン、フィービー・フォックス、モニカ・ドラン、アラン・リックマン、バーカッド・アブディ、ジェレミー・ノーサム。「ドローン・オブ・ウォー」の二番煎じと言えば二番煎じ。ただ空爆映像と昆虫型、鳥型小型ドローン映像で迫力が増して、加えて面倒臭い討論も増した感じ。実際にドローンでテロリストを殺傷した例もある。
あんな昆虫型や鳥型はまだ実戦配備しているとは思えないけれど、もうすぐ実戦に使われるのだろうか。本作ではケニアのナイロビで使われるのだけれど、現地にいる潜入員が無線操縦しているので何もかも「空から」操作できるわけではないらしい。
ドローン・オブ・ウォー」でもそうだったが、パン売りの少女(アイシャ・タコウ)がテロリストのいる建物の真裏で商売していて、さて、どうするとアメリカ軍もイギリス軍もなるのだけれど、何か変な議論だ。パンを売っている場所は人通りが多いから少女以外にも人が通って犠牲になる確率は高い。少女だって人通りが多いからそこで店開いているんだろうに。
この子はフラフープしたり、可愛く振る舞っているから殺すにしのびないってことなんだろうか。マッチ売りの少女じゃないが、西洋人はこういう少女に弱いという側面もあるのだろうか。無人攻撃は確率論で数学的に攻撃するかどうか判断されるのだけれど、依怙贔屓も作戦に混ざってしまう。それにしても、フラフープ、円形パン、バケツと丸いものがやたら出て来るが、丸い物体は上空からでも視認し易いのだろうか。
けれど、アメリカ国籍のテロリストがいるからわざわざ北京で卓球の高じている国務長官に許可を取るって悪乗りな気がする。40年以上前のピンポン外交じゃあるまいし。悪乗りと言えばイギリスの外相が折悪く食あたりしてトイレの中で指示するのも、現場の緊迫感と対照的にお腹ばかりか、指揮する側のゆるい感じを見せるためだろう。
そもそも最初から諦めて自爆テロ要員が車で出発した時に車を狙えばいいと思うのだけれど。他のアル・シャバブの大物たちだって同じように個別に狙えるだろう。鳥型や昆虫型ドローンにも自爆型攻撃ドローンだって考案されているらしいから。だけど、上空で待機しているMQ-9リーパーが搭載している地対空ミサイル・ヘルファイアは2基のみだから確実にやっつけるにはまとめてやるしかないみたい。爆発のシーンも一発目は自爆用爆弾の誘爆で派手に爆破され、大物テロリストにとどめを刺すための二発目はそれほど大きな爆発ではなかった。
私的には少女の店のすぐ後ろに一応塀があったので、塀が爆風を防いでくれるのではと思ったので、潜伏員が助けようと道に連れ出したのがあだになったと思ったが、見てみると、壁も吹っ飛んでいた。思えばもうちょっと威力の低いロケット誘導弾は搭載してなかったみたい。
結果を見て、アメリカの部隊はさすがに落ち込んで女性隊員は涙を流すのは「ドローン・オブ・ウォー」と同じ。そりゃあんな安全な場所からあんな可愛い少女殺したら罰当たり感満載だろう。
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Posted by y0780121 at 19:33│Comments(0)TrackBack(8)clip!洋画ア~サ行 | ★3

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