2017年04月11日

島々清しゃ(しまじまかいしゃ)1

shimajima公式サイト。新藤風監督。伊東蒼、安藤サクラ、金城実、山田真歩、渋川清彦、角替和枝、でんでん。 沖縄・慶良間諸島の海岸。タイトルは沖縄を代表する作曲家普久原恒勇の曲から。三線(さんしん)が出てくるのは「旅立ちの島唄」以来。
登場人物は少女のうみ(伊東蒼)と母親のさんご(山田真歩)って、自然の中に人間も解けている感じ(笑)。
海のさざ波以外静かな島で育ったうみはノイズに敏感で、飛行中の米軍機の異音に気付き、案の定、米軍機は海上に墜落する。思えば、最近見た沖縄を舞台にした映画は「怒り」にしても「シェル・コレクター」も米軍機の爆音がなぜかオープニングに使われる。だからと言って反米映画ではないのだけれど、パイロットの救出シーンもあってもよさそうなものだが、それだけで終わってしまう。本当にノイズ扱いだ。
東京から演奏会にやって来たバイオリニストの祐子(安藤サクラ)、そして魚を採っている真栄田(渋川清彦)も実は管楽器の名手というちょっとご都合主義的な展開。
棒読みのような台詞も目立つが贔屓目に見れば、棒読みの方が「自然の中に解けた人間」ぽくなるということかもしれないけれど、日本本土から見た沖縄のイメージに安易に依拠してないだろうか。祐子も「ここは静かで、東京のような雑音がない」とかちょっと凡庸すぎるセリフを吐かされる。安藤サクラが依然と違ってショートカットヘア。大物女優の割に台詞が少なく、文字通りゲスト扱い。もっとも静かな海がテーマだろうからあまりペラペラしゃべるわけにもいかないのだろう。
というわけで静けさを見る映画。美しい風景、美しい海、美ら海だ。うみは美らさんそのものなんだろうか。
さんごは那覇に住んでいて、慶良間→那覇→東京と三段論法のような構成、何か意味あるんだろうか。まあ、米軍機は那覇のある沖縄本島からやって来るとすれば、那覇ですら東京並みにノイズになったのだろうか。
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Posted by y0780121 at 22:57│Comments(0)TrackBack(0)clip!邦画シ | ★1

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