2017年09月16日

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール3

tamiokuruwasu公式サイト。渋谷直角原作、大根仁監督。妻夫木聡、水原希子、新井浩文、安藤サクラ、江口のりこ、天海祐希、リリー・フランキー、松尾スズキ。途中で天海あかり(水原希子)が「三度目の殺人」の殺人容疑者、三隅(役所広司)と同じ“空っぽの器”に見えて来る。“三度目の浮気”というか三股というか。
シンガーソングライター奥田民生に憧れる35歳のライフスタイル雑誌編集者コーロキ・ユウジ(妻夫木聡)は取材先でファッションプレス(WEBファッションマガジンらしい)の天海あかりと知り合う。ところが天海あかりが一体何者なのか判然としない。一見ファッションモデルのようでもあり、そうでもない周辺の人ぽいとか。案外、この人誰感が漂う。
ひょっとして駄洒落でファッションヘルスとか妄想を働かさせてくれるし、案外そうなのかなあと思わせてくれる。彼女は「ひとが喜びそうなことをする」のが身上で自分の意思は希薄だ。そもそも渋谷近くと思われる鉄道沿いの道の背景にある橋を渡ればファッションヘルスというかラブホ街みたいだし。
コーロキも妄想逞しいらしく、途中で何度か現実なのか妄想なのか判別しにくいシーンが挿入される。あかりが“空っぽの器”に見えるのもむべなるかな。
とにかくテーブルの下からパンチラ見、お尻突き出しポーズとか色々あってキスにデート、お泊り、果ては旅行の約束と一瀉千里。希子ちゃんの高級下着姿とか色々楽しませてくれる。この調子だとネットで話題になった水原希子が「トイレで笑顔」写真 「美しく写れるのはあなただけ」(J CASTニュース)の実演シーンもあるのかなあ、と思ったがさすがになかった。だけど、あってもおかしくない状況ではあった。
もう一人、コラムニストの美上ゆう(安藤サクラ)、最初出てきたとき生林真理子出演か、と一瞬思ったぐらい。その後もいつもの安藤とは思えない感じの顔幅の狭い感じ。見慣れてきてやっと安藤サクラと思い始めるくらい。本当に生安藤サクラになるのは「三年後」のことだ。
なぜなんだと思えば、きっと「三年前」はこの世のものではなく恐らくコーロキの妄想ワールドだったのじゃないかと。あかりは編集長木下(松尾スズキ)とも先輩のヨシズミ(新井浩文)とも関係があったのだけれど、その結果、痴話喧嘩で刃傷沙汰になって雑誌そのものが廃刊になり、あかり自身はネット検索でもヒットしなくなった。何かそのう玉手箱開けちゃいましたというか。きっと雑誌自体もともとなかったのではとも思える。
ないと言えば、コーロキのiPhoneが一時紛失するとか、これ、うまい手なのか反則なのかよく分からない。LINEにあんな機能があるなんてこちとら知らんがな。
最後にあかりがフランス人男性らしき人物と逢瀬しているのをコーロキが発見するのだけれど、終戦直後じゃあるまいし、今時がっかりな妄想の残り火ではある。これ、どう見てもパリに出張している筈だった編集長と重ね合わさった妄想だろう。
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Posted by y0780121 at 19:12│Comments(0)clip!邦画オ | ★3