2017年09月22日

スイス・アーミー・マン〜幽体離脱の愛4

SAM公式サイト。ダニエル・シャイナート / ダニエル・クワン 監督。ダニエル・ラドクリフ、ポール・ダノ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド。シャイで女の子に話しかけるのが苦手だったハンク(ポール・ダノ)は無人島で首を吊って死のうとするが、浜辺に“賢者(笑)の死体”(ダニエル・ラドクリフ)が横たわっているのに気づく。
まあ土左衛門が腐敗の過程でガスが発生し、膨らんで浮いて来るというのはよくある話だけれど、だからと言って死体があんなにプープーおならするとなるとガス抜けで膨らまんと思うし、腸内ガスと土左衛門とは直接的な関係ないんじゃないけ。
原題は何でも兼用の便利なスイス・アーミー・ナイフのもじりで、実際、この死体はジェットバイクみたいに海を走り、ガスバーナーの役目すら果たす。蘇った死体がメニー(many)と名付けられるのは「多面性」という意味合いがありそう。
あまりにガスがぶっ飛び過ぎて喜劇のように見えるし、実際ブースターで打ち上げられるスペースシャトルの発射シーンのようなこともないではない。
途中で「ジュラシック・パーク」オマージュになるのだけれど、「ローラ・・・」、「ダーン」て主演のローラ・ダーンのことだろう。実際、ハンクは女装するのだけれど、ダーンそっくりなのには笑った。
そもそも「ジュラシック」って滅んだ恐竜の蘇りの物語、と言うことは本作は愛する女性に声かけられないまま首吊り自殺したハンクの蘇りの物語だろう。蘇った死体メニーはハンクの死体だろう。ハンクが死体を使って憧れの女性(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に会いに行くのだけれど、もう既に結婚して赤ちゃんまでいる。期限切れの「ロミオとジュリエット」のように見えなくもない。
他にもバスが重要なポイントになっているのだが、「イントゥ・ザ・ワイルド」を意識しているのか。
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Posted by y0780121 at 23:11│Comments(0)clip!洋画ス | ★4