2017年11月09日

ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜1

lastrecipe公式サイト。秋元康企画、田中経一原作、滝田洋二郎監督、林民夫脚本。西島秀俊、宮崎あおい、二宮和也、綾野剛、竹野内豊、西畑大吾、笈田ヨシ、兼松若人、竹嶋康成、広澤草、グレッグ・デール、ボブ・ワーリー、大地康雄、伊川東吾。何か「永遠の0」と同じレシピ感あるなあ、と思ったら脚本が同じ人だったか。タイトルだって満州絡みで「ラストエンペラー」のパクリだろう。そもそも「天皇の料理番」の別バージョンの趣。
それにしても現代編の養護学校出身という男性2人。どっかで見たようなシーンと思ったが、思い出せば「永遠」だって葬式から始まっていたなあ。
レシピという言葉、満州国編でも使われていた気がするが、レシピなんて言葉、当時使われていたのだろうか。そもそも大日本帝国食菜全席という宴会料理、100種類以上の料理があるのだけれど、モデルは中国の宮廷料理、満漢全席。要は満州国で中国に対抗して大日本帝国版満漢全席を作ろうというもの。その名の通り、満州族と漢族の融合した料理なのだけれど、日本版〇〇って今も発想は変わらない。
しかも、そのレシピって、その名に反して結局、脱日本料理って感じで今の欧米コンプレックスならぬ中国コンプレックスなのも今とあまり変わらない。当時の中国蔑視は、少なくとも中華料理ではコンプレックスの裏返し状態だったのかも。何のかんのと言っても、現代編も中華料理中心だ。宮廷料理派の佐々木充(二宮和也)に対し、相棒の柳沢健(綾野剛)は大衆中華料理派だ。
それにしても、山形直太朗(西島秀俊)の妻千鶴役の宮崎あおいがあっという間に亡くなってしまうのは意外だった。主人公がシェフだと現代女性と異なり、台所を取られちゃうと自然と居場所がなくなるのだろうか。なにせレシピの整理役止まりなのだから。今なら離婚、不倫(多分、三宅太蔵=竹野内豊)に発展してもよかった感じがする。 ちなみに、本作の竹野内豊、大日本帝国軍人役なのだけれど、顔の浅黒さなど雰囲気が「彼女がその名を知らない鳥たち」の時とそっくり。撮影時期が重なってこうなったのかどうか。
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Posted by y0780121 at 20:43│Comments(0)clip!邦画ラ,リ | ★1