2017年11月10日

ザ・サークル〜一歩Maeへ3

circle公式サイト。原題:The Circle。デイヴ・エガーズ原作、ジェームズ・ポンソルト監督。エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストン。フェイスブックやグーグルをモデルにした、今やちょっと見飽きた感じのストーリーではある。トム・ハンクスは差し詰め死ななかったスティーブ・ジョブズなのだろうか。
何故か知らないが、「ドリームフライデー」なんて言葉が出てきて、あ、そうか、安倍政権の「プレミアムフライデー」の元ネタもここら辺りなのかと妙に感心する。日本で作られるものって、アメリカを探せばどこかに元ネタがあるものだ。
サンフランシスコのシリコン・バレーに本拠があると思われるSNS企業「ザ・サークル」の新入社員メイ(Mae)(エマ・ワトソン)はその名の通り前向きな性格で、友達アニー(カレン・ギラン)の紹介で喜んで就職。上司イーモン(トム・ハンクス)にも気に入られ、トイレ以外小型カメラで24時間プライバシー・ゼロのような環境に自ら晒すことに。それがまたアニーとトイレ内のコンパートメント越しに会話するという気の利いた?演出にも現れる。
社名通りの、オーストラリアの首都キャンベラみたいなサークル状の街。けれど、想像できるのはベンサムのパノプティコンのような都市。しかし、思えば日本の都市だってあちこちに監視カメラが行き届き、犯罪者の特定に監視カメラが役立ったというニュースはよく耳にする。この程度なら何をいまさらなのだけれど。
アニーもついていけず、退社して田舎へ。元々暗そうな男友達のマーサー(エラー・コルトレーン) も去っていく。両親のうち父親は脚が不自由。メイは父親のことを思って「24時間介護」を実現したと喜んだのだけれど、小型カメラを外していた。全てが裏目になった。
思えばSNSが発達する前から情報化に伴う息苦しさは昔からあった訳で、特段劇的なシーンも起こらず何となく予定調和的に新しい社会が前進するのだろうとは予感できる。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Posted by y0780121 at 20:14│Comments(4)clip!洋画ザ | ★3
この記事へのコメント
ぶいぶい言わせていたアニーがいつのまにか消沈していたけど何でだかわからず。全体的に掘り下げ不足の感がありました。
Posted by まっつぁんこ at 2017年11月15日 12:51
アニー役のカレン・ギランってなかなかの個性的美人ですな。彼女が途中からいなくなって物足りなくなったけれど今後に期待。所謂庇を貸して母屋を取られた類かな。メイ(エマ・ワトソン)に悪気なくてもアニー本人は傷ついたのかと。
Posted by 佐藤秀 at 2017年11月15日 17:07
カレン・ギラン実物をウェルカム・トゥ・ジャングルで見ました。すごく身長が高かったです(^^)/
Posted by まっつぁんこ at 2018年04月17日 07:28
日本の元ボクサーもいませんでしたか?
Posted by 佐藤秀 at 2018年04月17日 10:55