2017年11月11日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。3

it公式サイト。原題:IT(IT:chapter one)。スティーヴン・キング原作、アンディ・ムスキエティ監督。ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、フィン・ウォルフハード、ソフィア・リリス、ジェレミー・レイ・テイラー、ワイアット・オレフ、チョーズン・ジェイコブズ、ニコラス・ハミルトン、ジャクソン・ロバート・スコット。英語の“It”って、鬼ごっこの鬼を意味するそうだが、他にセックスとか性的魅力という意味もあるそうだ。そうなると「見えたら、終わり。」も意味深な感じがする。
実際、少年が作った紙の船(ship)は「女性名詞だから“she”だよ」と呼ばれる。その船は大雨に流されて道路脇の側溝に通じる“隙間”に入ってしまう。その“隙間”の中で待ち構えていたのがペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)という道化師。外からペニーワイズを見ると性器の一部なのかとも思えてしまう。少年には見えたらおしまいのような“It”だ。配管から覗くペニーワイズ(写真↑)だって何やら卑猥なものを想像してしまう。
そもそもペニーワイズって銭惜しみ、という意味だが早口で発音すると、「ペ〇ス」に聞こえてしまわないか。そうなると“隙間”の中で性器が錯綜している状態じゃないか。
側溝に続く配管もさらにその中に入っていくイメージがある。配管の中心の井戸=wellには感情の源泉というニュアンスもありそう。少年たちにとって、それは性の冒険になってしまう。
紅一点の少女ベバリー(ソフィア・リリス)に至っては地下の部屋の中で赤まみれになってしまう。もう何をか況やだ。ペニーワイズが持っている風船も赤だ。
少年少女たちの親も「ママを置いてけぼりにしないで」と懇願する母親、「お前の相手は今も俺だろ」と怖いこと言うお父さん。子供依存症の人たちがいて、子供にとっては逆に自分を縛る恐怖の対象でもあり、その恐怖がペニーワイズに反映しているような。そもそもペニーワイズは最初に母親の姿で登場している。
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Posted by y0780121 at 20:55│Comments(2)clip!洋画A-M | ★3
この記事へのコメント
爽やかに観終わった私としては目から鱗の分析でした(^^)/
Posted by まっつぁんこ at 2017年11月15日 12:55
それにしてもソフィア・リリスがいるんだから誰かちょっかい出してもいいのに。むしろ、こくれない内気なもんだから妄想でピエロが現れたんじゃないかと。
Posted by 佐藤秀 at 2017年11月15日 16:56