公式サイト。荒川弘原作、曽利文彦監督。山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、佐藤隆太、蓮佛美沙子、夏菜、原田夏希、國村隼、大泉洋、小日向文世、石丸謙二郎、松雪泰子、本郷奏多、内山信二。面白くない割にオールスターキャストぽい。
どことなく既視感あった。なのに何の映画だったか思い出せない。日本人俳優が演じているのに舞台はヨーロッパらしき映画って、つい最近観た気がする。大草原の家が出発点というのも前にも観た気がする。
そもそもオープニングからしてタイトルは「石焼(芋)の煉瓦術師」の方が良かったのかもと思えてしまう。街の道路の敷石を浮かせて壁作ったり、どこに鋼があるんじゃいな、とか。結局兄弟の腕とか、弟に至っては鉄人28号の出来損ないみたいなので機械鎧って、それはないだろう。大体、そのことと、“人体錬成”と何の関係があるのやら。死んだ人間がそんなもんで蘇る筈もないから。もし本当に蘇ったらその時点でアウトだろ。
古風な鉄道の蒸気機関車とロボット風の鉄人で時代感覚がシャッフルされるのは良いとして、その結果が、なぜか戦前のドイツ風な雰囲気が何気にかする。
さらに賢者の石を探す場所になる煉瓦造り建物が並ぶ。どうしてもナチスドイツの強制収容所を想起させる。人間の死体から抽出して賢者の石を作り、魂を再生するなどとはユダヤ人団体が抗議してもいいレベル。「愚者の石」の方がまだいい。もう少しセンシティブに作れないものなのか。
ラストならぬ女性のラスボスが松雪泰子とは思わなかった。今までのイメージとはずいぶん違う。大泉洋はついこの前観たばかりで、ちょっとキャラから外れてしまっている感じがする。唯一良かったのは夏菜かな。何か新鮮で初々しい。
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Posted by y0780121 at 23:18│
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clip!
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邦画ハ |
★1