2017年12月18日

8年越しの花嫁 奇跡の実話〜婚約者も修理するぞ4

8nengoshi公式サイト。中原尚志・麻衣原作、瀬々敬久監督。佐藤健、土屋太鳳、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、堀部圭亮、古舘寛治、杉本哲太、薬師丸ひろ子。情熱的切なさ女優、土屋太鳳、十八番の役回り。麻衣(土屋太鳳)が罹った抗NMDA受容体抗体脳炎は名作ホラー映画「エクソシスト」のヒントになったという。
本作でも土屋太鳳はエクソシスト痙攣するシーンがある。錯乱状態になるシーンも。さらにはほっぺが病的に膨れ上がるシーンも。あの可愛い太鳳ちゃん、よく頑張って演じたなあ。元々気合の入った女優だと思っていたけど。
一方の尚志(佐藤健)。彼の職業が自動車修理工というのが実は本作全体で活きている気がする。尚志って壊れてしまった婚約者の麻衣の“修理”に一貫していそしんでいないか。趣味も仕事も自動車修理工と麻衣に告白していたが、なら実生活も“修理工”で満足なのだ。
意識が戻りそうにない麻衣に両親が「麻衣を忘れて欲しい」と言っても、結局、“麻衣戻る”のは修理工としての習性だろうか。乗用車の下に潜って修理する場面は実はシンボリックな表現なのだ。実際、病室で硬直する麻衣の筋肉をマッサージしてほぐしたり、意識が戻るように麻衣の好きな曲を聞かせたり。辛いのではなく、“修理”することが天職なのだ。
実は尚志には贖罪感があったのかも。麻衣が最初に発作が襲ったのは尚志と麻衣の思い出の記念写真を見せた時だった。もちろん、発病とは直接関係ないのだけれど、麻衣がある種のパニックに襲われるきっかけになったようだことは事実のよう。それ故に何がどうあろうと“修理”したかったのかも。
バックには瀬戸内海の美しい海。小豆島や明らかに屋島と思われる平べったい台地上の景色。実はとある公園でも尚志は公園の器具を修理している。
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Posted by y0780121 at 20:51│Comments(0)clip!邦画数字 | ★4