2018年02月20日

グレイテスト・ショーマン4

greatest公式サイト。マイケル・グレイシー監督。ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、キアラ・セトル、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世。アメリカ19世紀の興行師P・T・バーナムの実話に基づくミュージカル映画。
ジャックマン、エフロン、ウィリアムズ、ファーガソンの主役級よりも空中ブランコのアン・ウィーラー役のゼンデイヤが良かった。ゼンデイヤにはサーカス芸人にある特有の哀愁が漂っている。サーカスが象徴するのはピエロのような人々。「見世物」にされる人々。
アンは見世物にされる所謂「ユニークな人々」の一人なのだ。何が「ユニーク」かと言えば肌の色が黒いこと。まだリンカーンの黒人奴隷解放前のことらしくそれだけで「ユニーク」扱い。バーナム(ヒュー・ジャックマン)が最初に「ユニーク」扱いされるのが小人症の男性なのだから肌の色の黒さも「病症」扱いされていた時代なのかもしれない。
そうなると、バーナムは実は悪者扱いされるべきキャラクターということになる。「ユニーク」な人を見世物にして儲けようというのだから。白人家庭の幸せのために何でも許された時代なのかも。そして、バーナム自身が上流階級から爪弾きされて差別された側であること。
ラストを見ると、もはやお馴染みの移動式のテントのサーカスってバーナムのアイデアなのだろうか。このテント自体、ニューヨークから追放されて旅芸人の集団になることを表している。ちょうど西部開拓時代と並行して列車で西部を行くのは哀愁感が漂うが、こうした「差別」自体がアメリカ開拓の原動力になったのも確かなようだ。

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Posted by y0780121 at 23:00│Comments(0)clip!洋画ガ行 | ★4