2018年03月01日

シェイプ・オブ・ウォーター〜モップが怪物に変身!?1

shapeofwater公式サイト。原題:The Shape Of Water。ギレルモ・デル・トロ監督。サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー。1962年、米ソ冷戦時代でオクタヴィア・スペンサーが出て来ると、どうしても「ドリーム」を連想させる。オープニングの雰囲気そっくりじゃないかな。
米ソが秘密兵器競争で鎬を削っているという設定だけれど、こんな河童人間、何の役に立つのかよう分からん。最初から設定に無理ありすぎないか。
アウトサイダーを通して人間の多様性の問題提起と言われてもピンと来ないよ。メキシコ国境に壁を作れと言ったメキシコ出身監督のドナルド・トランプへの当てつけという声すらあるようだけれど、監督の独りよがりじゃないか。監督の名声がなければ誰も見ない気がする。
イライザ(サリー・ホーキンス)がいくら薄幸で耳が聞こえず孤独であっても、魚人間と愛し合うというのはやはりピンとこない。耳が聞こえない人間と話せない魚人間が愛し合うってむしろ安易でさえある。それならそれでいつもモップを水に漬けて惨めぽい仕事しているイライザの妄想、モップが怪物→恋人に変身するというプロセスを暗示するように持って行かないと駄目だろう。実際、バケツの中のモップと水槽の魚人間は相似だ。耳が聞こえないイライザは恐らく空想、妄想でその分を補償するような性格に見える。実際、モップと怪物はそっくりで、イライザが一番近しのはモップじゃないか。裏返せば、イライザにはモップでしか空想を膨らませられない不憫な女性なのだろう。
悪役を全部引き受けた感じのマイケル・シャノン、はっきり言ってこっちの方が魚人間よりはるかに怖いが、人間らしくある。当たり前か。噛みつかれて食べられそうだ。だからと言って魚君にシンパシー感じられるわけでもない。大体、アマゾン川は真水だから海水に入るとやばいだろう。
ラストで、一緒に水に飛び込んだイライザの首に鰓ができるようだが、何なのこれ。一方のほかの人の傷は自然に治っている。ずっとピンとこないまんまで終わってしまった。やっぱりイライザの妄想がラストまで続いていると見るしかない。
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Posted by y0780121 at 21:41│Comments(0)clip!洋画シヤ〜 | ★1