2018年03月25日

リメンバー・ミー〜メキシコ、インド、フィリピンの輪?4

rememberme0公式サイト。原題:Coco。リー・アンクリッチ監督。アニメ。(声)アンソニー・ゴンサレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、ベンジャミン・ブラット、アラナ・ユーバック、レニー・ヴィクター、ハイメ・カミーユ、アナ・オフェリア・ムルギア、ナタリア・コルドバ=バックリー、ソフィア・エスピノーサ。(日本語吹き替え)石橋陽彩、藤木直人、松雪泰子、大方斐紗子、大抜卓人、カイミ、シシド・カフカ、鈴木拡樹、高柳明音、多田野曜平、立木文彦、チョー、恒松あゆみ、寺田ちひろ、茂木欣一、安野希世乃、渡辺直美。「007 スペクター」にも登場していたメキシコの死者の日が軸になった現実とあっちの世界の横断的物語。
死者の日の祭りは2500-3000年前に遡り、アステカ神話の死の夫人、ミクトランシワトルに遡る。空を飛ぶ怪鳥もケツァルコアトルを意識しているのか。
伝説的ミュージシャンであるデラクルスのギターが飾られている霊廟はメキシコ・シティの中央広場のソカロ。ここも、もともとアステカ帝国時代に神殿が立ち並んでいた場所だ。ミゲルが死んだ父親に会いに行けるのもこの神殿を通して。空も飛べるデラクルスはアステカ神話を体現した存在なのだろう。
死者の国につながるのはマリーゴールドの花びらの橋。実際の死者の日の祭りにも大量に使われ、メキシコが原産地だ。不思議にもというか、どういうつながりか、インドのガンジス川の沐浴でもマリーゴールドの花が流される。ヒンドゥー教のならわしらしく、これも死者の世界と関係している。
そもそも死者の国の造形、「アバター(AVATAR)」の世界とそっくりだ。しかもAVATARとはもともとヒンドゥー教で神の化身という意味だ。こうして見ると、本作で登場するガイコツたちはアバターぽい。
面白いのはイメルダという女性。このイメルダ夫人で連想するのはフィリピンのイメルダ・マルコス。靴収集で有名で、778足もの靴を博物館に寄贈している。で、本作でもミゲルの家は靴屋で、靴作りが労働として出て来て「一生靴を作り続けることになる」という台詞が出て来る。ちなみにメキシコもフィリピンも元スペイン領だ。
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Posted by y0780121 at 19:54│Comments(1)clip!アニメ洋画 | ★4
この記事へのコメント
あまり期待してなかったんですが、星4つだけありますね1
全く予想外でした。
Pixerなめてました(笑)
Posted by onscreen at 2018年04月23日 06:50