2018年04月24日

レディ・プレイヤー1〜スピルバーグの終わり2

_V1_SX1777_CR0,0,1777,736_AL_公式サイト。原題:Ready Player One。アーネスト・クライン原作。スティーヴン・スピルバーグ監督。タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、リナ・ウェイス、ハナー・ジョン・カメン、森崎ウィン。まさにおもちゃ箱をひっくり返したような感じ。実写とアニメの境界をなくしたような。と言うかこれまでのスピルバーグの作品というか、その時代の名作を含めて境目をなくしておもちゃ箱をひっくり返して乱雑極まれりの作品。
実際、ノーベル文学賞候補にもなった西脇順三郎の詩「天気」
(覆された宝石)のやうな朝
何人か戸口にて誰かとさゝやく
それは神の生誕の日。
をなぜか思い出す。それは映画の神の生誕の日なのか。あるいはその逆、スピルバーグ作品の宝石箱が覆されて、何もかもなくなる日でもあるのか。何かしら「スピルバーグの終わり」をイメージさせる。
カーチェイスでどっかで見たような大型タンクローリーが出て来る。忘れもしないスピルバーグの出世作「激突!」で主人公の車に執拗に付きまとう大型タンクローリーだ。思い起こせばあの作品、あの大型タンクローリーが主人公みたいなものだった。ほとんど機械文明を怪物化したような代物。
機械と言えば、「アイアン・ジャイアント」もそうだ。これはこれでわが日本の鉄人28号と「宇宙戦争(2005年)」で襲来する脚長火星人の合いの子みたいな風情。実際、血の川のようなシーンも「宇宙戦争」であった。
マーク・ライランスのボロフード姿(↑写真)って「スター・ウォーズ」のシスみたいだし、ライトセーバーもあったような。サイモン・ペッグはどう見ても引用されている「シャイニング」のジャック・ニコルソンみたいだし、ガンダムや三船敏郎オマージュまである。時間戻しの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズも。「ジュラシック・パーク」シリーズのティラノザウルスまで出て来る。未来版貧民窟もなぜか「アバター(AVATAR)を思わせる。
それからもう、「エイリアン」。露骨すぎるだろう。スピルバーグぐらい偉くなると何やってもいいのか、と思いたくもなる。
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Posted by y0780121 at 22:23│Comments(0)clip!洋画ル-ロ | ★2