2018年04月28日

ハッピーエンド〜“I★JAPAN”4

happyend公式サイト。フランス=ドイツ=オーストリア。ミヒャエル・ハネケ監督。イザベル・ユペール、ルイ・トランティニャン、マチュー・カソヴィッツ、 ファンティーヌ・アルデュアン、フランツ・ロゴウスキ、ローラ・ファーリンデン、トビー・ジョーンズ、ハッサム・ガンシー、ナビア・アッカリ。日本で起き、日本でも「タリウム少女の毒殺日記」で映画化もされた2005年の静岡女子高生母親毒殺未遂事件をヒントにしている。
それをオマージュするようにエヴァ(ファンティーヌ・アルデュアン)のTシャツには“I★JAPAN”とある。♥マークなら決定的だけど、★マークで奥ゆかしい。
北フランスのカレイの豪壮な屋敷。やがてアンヌ(イザベル・ユペール)が差配する工事現場で事故が起き、不穏な空気が流れる。トマ(マチュー・カソヴィッツ)の元妻が毒殺される。アンヌを薬殺しようとして昏睡状態にさせる。さらに祖父のジョルジュ(ルイ・トランティニャン)も…。
ジョルジュはエヴァに殺させる前に自分も介護していた妻を殺したと告白する。つまるところ、ジョルジュはエヴァの殺意を感じ取って親近感さえ持っていたようだ。そもそもエヴァはそれ以上の動機、殺すことそのものに動機があるらしいのだけれど。
そもそも背景に北アフリカからの移民たちがやって来る。彼らは生きるために必死だ。その精気に気圧されるようにまるで最後の橋頭保の如くカレイの屋敷が存在するかのようだ。
実際に13歳のエヴァの殺意も生きる意志と正反対の死の意志、タナトスに支配されているかのようだ。幼くして既に死んでいるのだ。そんなエヴァに愛される日本って一体何、ということになる。
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Posted by y0780121 at 21:44│Comments(0)clip!洋画ハ、ヒ | ★4