2018年05月06日

サバービコン 仮面を被った街〜トランペットの意味3

suburbicon公式サイト。原題:Suburbicon。ジョージ・クルーニー監督。ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン脚本。マット・デイモン、ジュリアン・ムーア(二役)、オスカー・アイザック、ノア・ジュープ、グレン・フレシュラー、アレックス・ハッセル、ゲイリー・バサラバ、ジャック・コンレイ、カリマー・ウェストブルック、トニー・エスピノサ、リース・バーク。原題はsuburb(郊外)+icon(象徴)で郊外を代表するような造成高級住宅地か。どちらかと言えば、ニュータウンか。
1950年代、会社員の父ガードナー(マット・デイモン)の家に引っ越してきたお隣さんが黒人家庭なので街全体に動揺が広がる。何かしら「ディスタービア」に雰囲気が似てなくもない。実際、オリジナルの「裏窓(1954)
」の製作された時代と同じで時代背景も一致する。負傷して足にギプスをはめて動けないカメラマンが主人公なのとやはり交通事故?で車椅子生活の母ローズ(ジュリアン・ムーア)とも平仄を合わせているみたい。それに、上流階級の白人女性の象徴のようなザーマス眼鏡。
そこに黒人差別を重ね合わせた感じだ。しかし、公式サイト通り、「この2人、何かおかしい」だけで、黒人家族には何の罪もない。ただただドナルド・トランプ(Trump)批判のための映画だ。黒人家族の敷地を塀で囲むなんてどう見てもメキシコ国境に壁を築くと言ったトランプ米大統領への当てつけだろう。大体、その壁からやじる男性がトランペット(trumpet)を持っている(写真↑)って(笑)。まだバイアスを持っていない子供同士のみが仲良くなるというのも、ちょっとアレだけれど。子供は大人が思う以上に敏感だ。それにしても黒人妻役のカリマー・ウェストブルック、台詞ないのに凛とした気品のある沈黙が素晴らしい。
結局、車椅子生活の妻の世話をするのに嫌気がさしたガードナーの計画殺人らしく自動車事故だって遡れば怪しくなる。へんてこりんなセックスプレイまであるし。
しかしまあ、「天網恢恢疎にして漏らさず」の諺通り、自爆してしまうのだけど、あんなにすっかり薬入りトーストとミルクを平らげればいい加減に気づけよ、と思いたくもなる。酒に酔っていたのか。
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Posted by y0780121 at 21:42│Comments(0)clip!洋画サ | ★3