2018年06月23日

女と男の観覧車1

wonderwheel公式サイト。原題:Wonder Wheel。ウディ・アレン監督。ケイト・ウィンスレット、ジャスティン・ティンバーレイク、ジュノー・テンプル、ジム・ベルーシ、マックス・カセラ、ジャック・ゴア、デヴィッド・クラムホルツ。ニューヨーク近郊のコニーアイランド。1950年代、大観覧車と海水浴場が複層的に見られる。女優になりそびれたウエイトレスのジニー(ケイト・ウィンスレット)と海岸で監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)の恋物語の筈なんだけど。
よく見ると、登場人物で海水浴している人も観覧車乗っている人もいなかった気がする。あくまで背景らしい。その分かどうか、人間関係が無用に複雑で疲れる。と言うか、ウィンスレットのうらぶれ感が半端ない。雰囲気は「ひとりぼっちの青春(1969)」のジェーン・フォンダを思い起こしてしまう。
あの「タイタニック(1997)」の清新さはどこへ行ったのだろう。もう20年も経っているのだから仕方ない、むしろ老けてないとも言えるかもしれないのだけれど。うらぶれ感はむしろ精神的な側面が大きいのかも。
それにしても息子の文字通りの火遊び。完全に放火魔のレベルだけれどその割に燃やせば本当にやばいところには火を点けないのは気のせいか。
ことほど左様に何事も中途半端で大事に至らない。大事に至らない寸止めなので本作全体が弛緩している趣。多分、原因は俳優陣よりも監督のアレン自身の緩みっぷりだろう。アレンって気が付けばもう82歳なのだ。そりゃあ、緩くもなるわな。引退時を誤ったのじゃないか。
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Posted by y0780121 at 21:45│Comments(2)clip!洋画オ | ★1
この記事へのコメント
お〜、真逆の感想ですね。

<ウィンスレットのうらぶれ感が半端ない

これは演出だと思います。
恋に落ちて、どんどんキレイになっていくじゃないですか〜

「優れている」とは言いませんが「笑える」ウディ・アレン映画としてはかなり秀逸だったように思いました。
最後の最後に、この映画の主人公たちは、観覧車 に乗っていたのではなく、ぐるぐる回る人間模様の メリーゴーランド に乗っていたことが、音楽で示されるように...
Posted by onscreen at 2018年06月26日 22:04
いやあ、やっぱりうらぶれてますなあ。
観覧車とメリーゴーランド、違いがいまいちようわかりませぬ。
Posted by 佐藤秀 at 2018年06月26日 23:34