2018年07月07日

死の谷間(2015)〜ポワチエとイジョフォーの谷間3

Zforzachariah公式サイト。原題:Z for Zachariah。アイスランド=スイス=アメリカ=ニュージーランド。ロバート・C・オブライエン原作、クレイグ・ゾベル監督。マーゴット・ロビー、キウェテル・イジョフォー、クリス・パイン。原題は新約聖書に登場する預言者ザカリアから。Zはアルファベットの最後の文字だから人類が死に絶える寸前という意味だろうか。ただ、ザカリアは老年なって子を授かるのだから希望は残されている。
大体、オープニングでアダムとイブのアダム(Adam)を現す「A」が強調される。
核戦争で外部環境からある程度閉ざされ、戦争前の汚染してない地下水で生活できる谷間にある小さな教会にアン(マーゴット・ロビー)が一人住まい。家族はみな他に生存者がいないか探しに行ったらしい。弟はデビッドだが、これは古代イスラエルの王ダビデ由来の名前だ。まあ、原作が1970年代なので地球滅亡で想定されたのは核戦争のみなのは致し方なしか。
そこに現れる黒人のジョン(キウェテル・イジョフォー)が現れる。ジョンだって聖書的にはヨハネだ。「ザ・ウォーカー」と何だか似ている。聖書がベースにある点でも。
おまけにシドニー・ポワチエが初の黒人アカデミー主演男優賞に輝いた「野のユリ」を連想させる。ポワチエが事実上の無報酬で砂漠に教会を建設する話だが、あろうことか、ジョンはアンの教会を解体させて水車発電の資材に使うのだ。教会の権威などもはや無用の長物と言わんばかり。
水車の設置場所は汚染水の滝。ある種の原発みたいなものだ。まあ、水車発電だから再生可能エネルギー発電だが、何だかビミョーな設定ではある。そのココロはともにCO2出さない温暖化防止的なわけだけれど。今のローマ法王は地球温暖化防止に熱心だが、もともと産めよ増えよ地に満ちよは、聖書由来だ。
もう一人の白人ケイレブ(クリス・パイン)は一体何のために現れたのやら。ケイレブも旧約聖書の登場人物だ。
確かに男2人、女1人じゃ頑張れば人類再生しなくもないが、東洋系は無視かよ。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Posted by y0780121 at 22:04│Comments(0)clip!洋画シ〜マ | ★3