2018年07月09日

菊とギロチン4

main公式サイト。瀬々敬久監督。木竜麻生、韓英恵、嘉門洋子、前原麻希、仁科あい、田代友紀、持田加奈子、播田美保、山田真歩、大西礼芳、和田光沙、背乃じゅん、原田夏帆、嶺豪一、渋川清彦、東出昌大、寛一郎、荒巻全紀、池田良、木村知貴、飯田芳、小林竜樹、小水たいが、伊島空、東龍之介、小木戸利光、山中崇、井浦新、大西信満、川本三吉、高野春樹、中西謙吾、大森立嗣、篠原篤、菅田俊、川瀬陽太、嶋田久作、渡辺謙作、宇野祥平、鈴木卓爾。タイトルはルース・ベネディクト 「菊と刀」のもじりだろうか。
相撲を描いた映画としては「渾身 KON-SHIN」、古くは「シコふんじゃった。」くらいか。国技なのに割と少ない。
オープニングではチラリと乳房も出されるが、実際には、なんか海女さんに褌を回した格好で「なーんだ裸じゃないのか」とがっかりする声もある。
時代は関東大震災に乗じてアナーキスト大杉栄(小木戸利光)が甘粕正彦に殺された直後。甘粕はその後、満州に渡り、映画「ラストエンペラー」にも出て来る。不思議なのは実在したアナーキスト組織ギロチン社の中濱鐵(東出昌大)も満州への憧れを口にしている。五族協和の精神は官憲側もアナーキスト側も共有していたことになる。
思えば、ギロチン社のアジトもえらく開放的で、しかも大声出して甲論乙駁している。見張られているかもしれないという陰鬱な意識がない。随分牧歌的なアジトだなあ。後の昭和天皇暗殺を謀議しているというのに。案外、官憲とアナーキスト側は不俱戴天の仇同士じゃないみたい。先生とバンカラ学生程度の間柄だったのかも。
ギロチン構成員が女相撲に講じるのは気晴らしなのだけれど、雰囲気としては女相撲にあるアナーキーな雰囲気を嗅いでいて、ある種の同志感を感じていたのかも。彼女たちも風紀紊乱で警察の要警備対象であったからには“同志”なのだろう。女は女でまだ参政権も与えられていなかった、「弱い奴じゃ何も変えられねえ」時代だった。言わば女性解放過激派の原型にも見える。
それにしても寛一郎の爆弾投げって飛距離あるなあ(笑)。腹腹時計など後の過激派とどこかで現代とつながっている感がある。つながっていると言えば、いかにもインテリ臭い寛一郎の父は佐藤浩市、祖父は三國連太郎だ。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Posted by y0780121 at 12:49│Comments(1)clip!邦画キ | ★4
この記事へのコメント
須藤温子, 東貴博, リカヤ・スプナー, 北村悠, 柄本佑, 北見敏之, 西田尚美, 渡部篤郎,
出演 サトウトシキ監督の
「ちゃんこ」
がありますね。>相撲映画(女子相撲)

ちなみにワンシーンワンカット映画らしいです
Posted by 匿名 at 2018年07月28日 14:39