2019年01月31日

サスペリア(2019)2

365936_003公式サイト。イタリア=アメリカ。原題:Suspiria。ルカ・グァダニーノ監督。ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、
クロエ・グレース・モレッツ、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー。1977年製作のダリオ・アルジェント監督の同名ホラーのリメイク。本作はオマージュで1977年のベルリン(当初は西ベルリン)のバレエ学校から始まる。同時に1977年10月13日に起きたルフトハンザ航空181便ハイジャック事件も同時並行する。
これってどういう意味があるのか解せない。存在そのものがいかにも魔女の風情のティルダ・スウィントンがバレエ学校を学校ジャックしたという意味か。
原題のSuspiriaは英語のinspireとかrespire同様、呼吸に関わる意味で「嘆息」だそうな。思えばラストで壁が出て来るが、ベルリンだから当時まだ壊されてなかった東西を分断するベルリンの壁と思いがちだが、こうなるとエルサレムの嘆きの壁を想起せざるを得ない。そうなると背景にナチスドイツのユダヤ人大虐殺を想起せざるを得ない。ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件はパレスチナ解放人民戦線も絡んでいた。
その意味で志の高い作品の筈なのだけれど志が高すぎて収拾がつかなくなった感じ。超社会派ドラマとホラーを混ぜ合わしたのだけれど、ブレンドがうまくいかなかった感じだ。魔女=邪教で壁が悪魔を守っているのか。スージー(ダコタ・ジョンソン)のみアメリカ・オハイオ州からやって来るのだけれど、東西対立も中東戦争も今やアメリカの介入がなければ成り立たない。だけどスージーって、これから魔女になる筈なんだが‥‥。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Posted by y0780121 at 23:39│Comments(1)clip!洋画サ | ★2
この記事へのコメント
かなり深い、難解な映画でした。
それでもダコタ・ジョンソンは好演してたと思います。
素晴らしい映画でした。
Posted by dalichoko at 2019年02月05日 13:22