2019年02月09日

七つの会議〜封建制会社3

364877_016公式サイト。池井戸潤原作、福澤克雄監督。野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、岡田浩暉、木下ほうか、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平、春風亭昇太、立川談春、勝村政信、世良公則、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也、役所広司。何か現代に仮構した時代劇のような風情。この写真(←)って、江戸城松之大廊下で浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央に対して刃傷におよんだかのようなシーンだ。背景はまるっきり違うようなのだけど。
大体、「御前(ごぜん)様」と呼ばれる親会社の社長(北大路欣也)、「御前」って封建領主に対して家臣が使う言葉だ。実のところ、御前様は欠陥品の責任を取らず、無事に逃げおおせる。
部下に辛くあたる北川部長(香川照之)も御前様の前では家臣然としている。ちなみに香川照之、「聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―」でも、サラリーマン根性丸出しの新聞社主幹を演じ、敗戦が決まると掌を返して平気で記事を改竄していたような。空気が変わるのをすぐ察知してすぐに態度が変わる、事実上、同じような役回りだ。そう言えば役所広司も出ていたな。
タイトルはキリスト教の七つの大罪の応用なのだろうか。まさに会社の会議=大罪なのだ。無駄な会議って、もう世間に知れ渡っているのか。と言うか、会議は上司が部下にマウンティングするための場所なのだ。
それにしても七つの上みたいな八角(野村萬斎)という名前、何なんだよ。「八角」→「やすみ」→「休み」って本当に休んでばかりいる。けれど、八角、堂々と休んでいると思ったら、北川部長と同期入社で、「同期のよしみ」に甘えている風でもある。そして、いつものことながら裏ではスーパーマンのような活躍するのが困る。主役はそうでなければならない、という暗黙の了解というものが邦画にはある。徹底的に駄目な人では困るのだ。このためか突き抜けた映画はなかなかできない。
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Posted by y0780121 at 17:04│Comments(0)clip!邦画ナ、ニ | ★3