2019年09月14日

記憶にございません!〜相変わらずのコンビニ喜劇1

367984_001公式サイト。三谷幸喜監督。中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市、小池栄子、斉藤由貴、木村佳乃、吉田羊、山口崇、田中圭、梶原善、寺島進、藤本隆宏、迫田孝也、ROLLY、後藤淳平、宮澤エマ、濱田龍臣、有働由美子。タイトルの記憶を辿れば1970年代にまで遡る。ロッキード事件の小佐野賢治の証人喚問で流行語になった。逆に半世紀近く前のギャグなんで今更という気もする。
大体、史上初の日系米国大統領(木村佳乃)って、英語も日本語も話せるから映画的に便利というだけで「シン・ゴジラ」の石原さとみみたく出すなんて観客は色々と馬鹿にされている。そもそもこの設定、2016年の米大統領選で当選者がドナルド・トランプでなく、ヒラリー・クリントンコスプレなのは当てが外れた残滓みたいな、リアルな喜劇だ。
それにしてもお笑いの筈なのに笑えない。三谷幸喜の笑いには意外性がなく、「はい、ここで笑ってください」と催促しているところがある。なんであんたに「笑え」と言われなきゃいかんの? 簡単に言い換えればつまらないということになるのだけれど。
お笑いにするにはあまりにもお馴染みのスターたちが多すぎて困るというものがあるのだろう。「ギャラクシー街道」もそうだった。オールスターすべりコメディを堂々と作れるのは三谷幸喜ぐらいなものだろう。他の監督なら間違いなくボツだろう。
中井貴一も中井貴一だ。どう見てもコメディ系でないのになぜ出すんだろう、出るんだろう。大体、総理大臣や首相官邸をなめすぎている。記憶喪失設定もつまらない。「ステキな金縛り」における金縛りと同じで、ただ便利そうな設定だから使いました風。そんなことになる訳ないだろが、と舌打ちしてしまう展開が多すぎる。結局“コンビニ喜劇”になってしまう。
記憶喪失した首相はまず病院に入院してマスコミシャットアウトになるのは一般庶民でも分かるのに、そうならない展開にするためにはよほどの工夫が必要なのにまるで当たり前のように普通に振舞わされている。観客がバカにされている以上、いつまでも邦画は駄目でい続けるだろう。
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Posted by y0780121 at 00:38│Comments(0)clip!邦画キ | ★1