2019年09月29日

惡の華〜花盛りの妄想2

368391_009公式サイト。押見修造原作、井口昇監督。伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえ、北川美穂、佐久本宝、田中偉登、松本若菜、黒沢あすか、高橋和也、佐々木すみ江、坂井真紀、鶴見辰吾。うーむ、これ(→)、ブルマーと呼ばれているみたいだけど、ちょっと違うのでは。いや、やっぱりブルマーか。昔のブルマーはもう少しルーミーと言うか、体形にピッタリではなく、お尻の形が見える感じじゃなかったような。
原作のタイトルの元ネタはシャルル・ボードレールの「悪の華」。「悪」の字がちょっと違う。
中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は放課後に物を忘れて教室に戻ったらクラスのマドンナ、佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つける。おろか、見つからないよう袋ごと窃盗してしまう。いや、そんなこと絶対ないだろう。奈々子だって警戒しているから絶対そんな大切なもの忘れる訳ない。これ自体が高男の妄想としか思えない。
時々挿入されるススワタリみたいな、ゲゲゲの鬼太郎の目ん玉みたいなものは、目の認識作用における“罪”であり、男友達の間で話題になる奈々子のアソコの毛深さへの妄想の賜物だろう。それ自体が“惡の華”なのだ。
と言うことは、全編これ妄想としか思えない。そもそも、しょっちゅう出て来る仲村佐和(玉城ティナ)は出て来る割に存在感ない。ただうるさくてうざいだけ。大体、体がでかく腕力がある高男がなぜいつも佐和にやられっぱなしなんだろ。ちょっと訳わからな過ぎてついていけない。
青春物の毎度お馴染みの夏祭りでガソリン撒いたら大騒動になり2人とも補導される筈なのに何しれっと青春物語続けているんだろ。やはり高男の妄想と解釈する以外にない。
それに比して奈々子は滅多に出て来ないから却って存在感があるという皮肉がある。ただ、雨の日に2人が「山の彼方」に行こうとする時、なぜ追いかけて来るのかますます訳分からない。つけていたのならまだしも、つける必然性も感じられない。高男が草葉で作ったのっぱらの“基地”にも突然奈々子が現れるのも唐突だ。佐和と奈々子がある意味グルになっていて高男と奈々子をくっつけようとしていたとも見えない。オジさんにはもはや分からない領域だ。そもそも奈々子は病院の診療科で診察受けているけれど、心が病んでいるように見えない。
3年後、高校生になった高男はガールフレンド(飯豊まりえ)と一緒にいるところを奈々子と邂逅するが、これも取って付けた感じ。大体、高男の髪が1970年代風に長髪って。さらに一気に犬吠埼近くの銚子電鉄の終点、外川駅で3人が会うが、あっという間に波打ち際に行って3人で戯れるって、やっぱりどうかしてる。
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Posted by y0780121 at 23:30│Comments(0)clip!邦画ア~カ行 | ★2