吉川由香里のブログ

世の中には、たくさん、変なことがある。が、大変なことは変えていかなければならないと思う。

38度線

韓国のポリティクッス3 ポリシーの時代を越えたもの。

それは、アメリカ覇権においてのポジショニングを意味する。つまり、今、本格的に、アメリカが、一位の国としてポジショニングを始めたことと、同時平行的に行われている。

政治を離れて見ると、それは、資本主義の、本格的な、アジアへの浸透である。つまり、そこでは、経済的地位を築くことが、目的化されつつあるのである。また、この目的が、グローバル化の波を形成している。

われわれは、そこで、生き抜くことを期待されていない。その波の構築化を求められているのである。

この波においては、コミュニストの国家像は無視され、弱小国家は淘汰される。ロシアのように軍事力がない国は食い物にされる。まさに、資本主義の論理が、グローバル社会において、台頭してきたのである。

この資本主義の理論は、波に乗らない国を、国家以下におとしめるのである。

つまり、ポリシーの時代は終わり、朝鮮半島の政治的意味は薄れているが、構築の時代が迫ってきたのである。そういう訳で、首謀者は、アメリカということになったのである。

現在、朝鮮半島において、知らされることは、新たな排除の時代ということだけであった。

つまり、冷戦構造ではなく、クリントン時代の日本への経済規制緩和と同時平行的に、北朝鮮問題を見る時代が来たのである。

`日本の孤立化'ならぬ、`北朝鮮の孤立化'の様相が始まりつつある。これは、ポリシーの時代を越えたものである。

どうするんだろう。コミュニスト。

韓国のポリティクッス2 朝鮮半島のコミュニストとリバタニアン。

韓国と北朝鮮の国境線は、正確に言えば、日本を降伏させる為に、アメリカとロシアが分断させたものだから、やはり、日本に苦渋を強いられていた韓国や北朝鮮の人々にとっては、解放を意味するものになりえたのである。

38度線は、アメリカとロシアの軍事組織のオフィシャルが、1945年の6月に、ポツダムで、統括地域として、分割され引かれた国境線である。

あるいは、1945年の2月、ヤルタにおいて決められたものであるとも言われている。この事実は、研究者の間でも、明らかになっていないのである。

だが、この国境線は、日本を早急に降伏させる為の応急処置であることには変わりはない。

そして、アメリカのワシントンで、ごく少ない上層部のメンバーによって、考えられたものである。

無差別に、土地の地勢や、政治的結束、流通経路を遮断している国境線であるので、国境線による利害は少なく、地図に引きやすかっただけの国境線とも言われている。

南朝鮮(韓国)の消費財は、北朝鮮の電力や資源に頼って生産されたものであるし、北朝鮮も、南朝鮮の工場に、地域の消費財を頼っていたのである。

今現段階で、中国自身アメリカに親和的になり、要をなさなくなった北朝鮮のポジションに、スポットライトが当てられるようになったが、それは、要をなさなくなった分、暗黒面、陰の部分に光が当てられるようになったのである。

少し前までは、北朝鮮は、中国とアメリカの緩衝国だったらしいが、もっと昔は、アメリカとロシアのホットスポットだった。

この歴史的意味合いについては、朝鮮戦争、冷戦構造以前にすでに定着していたものであるし、日露戦争に遡り、アメリカの事実上の占領が、その引き金となった。

つまり、どうして、こんなに小さな土地である朝鮮半島が、政治的に重要な場所になったかということである。

そのことを考える時、やはり、アメリカの存在を考えなければならない。第二次世界大戦が終わるまで、朝鮮には、日露戦争の影響もあり、コミュニストが多くいたのである。

つまり、第二次世界大戦が終わった後で、コミュニストの建国とアメリカの民主主義建国が並立したので、それは、国際的な覇権争いへと膨れあがった。

それが、ポリシーの衝突として、朝鮮戦争が勃発したのである。

つまり、脱植民地化が、建国の気運とともに、朝鮮半島に、ポリシーの時代を産んだのである。

第二次世界大戦終戦の二年前、連合軍によって、朝鮮は、そのうち、独立し、自由を得るだろうと、言われていたのだが、解放の後すぐに、二つの勢力があることを発見したのである。

冷戦構造終結の後、再び、小さな衝突によって、新しい地図の模索が、朝鮮半島において、始められていると言える。それは、コミュニストと遅れてきたリバタニアンが、朝鮮半島に出現した時のように、歴史的であり、歴史段階的である。



※朝鮮半島の歴史的事柄は、シャノン・マッキューンの文献『Korean's Heritage』を参照しています。

韓国のポリティックス1 今の国境線は、アメリカ支配の象徴に過ぎない。

 アメリカは、国境線付近の島砲撃の前段階で、韓国を擁護したのであるが、全然、アジア路線が分かってないような気がした。

 もっと、アジアは、成熟していると考えて、然るべきである。すなわち、即に、戦争の枠内で物事を考えるべきではないということだ。

 韓国ー北朝鮮の強調路線は、かつての朝鮮戦争停戦時(日本からアメリカ支配時)の国境線を、韓国側から、正常な見栄えのものに直すようにするべきではないか。この国境線について、韓国から朝鮮に申し出るべきだ。今の国境線は、アメリカ支配の象徴に過ぎないのではないか。

 戦後のアメリカ支配の跡を未だに残すのは、時代的にも遅れているし、人権の問題でも遅れている。民族運動の歴史ある国に、それができないことはない。

 日米安保なんかに反対してきた人たちは、今の韓国の態度を、どう見ているつもりだろう。韓国は、日帝の二の舞を歩くつもりなのか。

 日本は、今回の砲撃事件でも、イニシアティブを取るべきだと思う。戦争とは、決別すべき。そして、アメリカのような戦争奨励国とも、決別すべき。

 極東ブログさん http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/416/657/66002883 は、韓国と北朝鮮の国境線(北方限界線)をあくまで、正規なものとして扱うが、簡単に、この問題は無視できるものではない。

 なぜなら、この国境線は、朝鮮戦争停戦の際に、アメリカのオフィシャルが勝手に決めたものだからである。さらに悪いことには、この国境線の創設には、二国間の合意というものが、存在していないのだ。こうした国境線は、通常、ありえない方法で、引かれたものと考えられるのだし、また、実際に、ありえない筈の国境線の在り方なのである。

 そこに、住まう人々を無視するように、山林の形さえも無視された形で引かれたものが、38度線ということは、韓国や朝鮮の人権や民族の問題に興味を持っていた、日本の作家である中上健次も、言っている。

 この国境線の問題は、慰安婦問題と並ぶ、近代以前の悪しき時代の産物ではないだろうか。

 また、極東ブログさんもそうですが、北朝鮮のメッセージを、北方限界線から離れたものと置いて、報道する日本のマスメディアも、偏った報道をしていると思う。メディアは、真実を、伝えるべきである。

 他国主導の民主主義では、真の民主主義の道は開けないだろうということを、肝に命じるべきではないか。


プロフィール

y11269

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ