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昨夜(3/11) 帰宅して何気なくテレビをつけたら
NHK教育の「芸術劇場」が放送されていました。

偶然観たというのに、これまた大感動!!

帰宅が遅く、最後の曲とアンコールしか観れませんでしたが
荷物を置いたきり着替えも食事もせず、
頭皮に鳥肌立ちながら、ずーっとテレビに観入ってました。


昨夜の放送内容は
 「グレート・スリー・テナーズ ガラコンサート」 

昨年10月のサントリーホールでのコンサートの録画で
オケは東京交響楽団。


ポスト3大テノールとしての期待が高い3人の歌手が集まったガラコンサートで、
出演は以下の御三方。

 ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ
 シチリア島のパレルモ生まれの彼は、21歳の時にパヴァロッティに見いだされ
 パヴァロッティの師匠の元で声楽を学んだとか。
 世界の主要歌劇場で大活躍だそうです。来日回数も多いみたいです。
 
 ジュゼッペ・サバティーニ
 ローマ生まれのローマ育ち。この方も世界主要歌劇場で大活躍。
 しかしこの人は、元々コントラバス奏者だったそうで、
 声楽転向後の1年半後にはコンクールで優勝し、ローマ歌劇場で
 「ファウスト」を歌っていたというから驚きです。
 
 ニール・シコフ
 この人はニューヨーク生まれで、
 ジュリアード音楽院を卒業後にメトロポリタンでデビュー、
 その後活動の場をヨーロッパにも広げる、と
 着実路線を歩んだ印象ですね。


指揮はニコラ・ルイゾッティ
近年、人気上昇中のイタリア気鋭のオペラ指揮者だそうですが、
ピアノの伴奏者として先のヴィンチェンツォと来日したこともあるようです。


本プロ中、僕が聴けた曲は「ナポリメドレー」のみ。
ニール・シコフを除いて全員イタリア人のためか、
溢れ出る感情を惜しげも無く見せつけてくれます。
すんごいです!!


ここまで声が出せて思いっきり歌えたら、
さぞかし気持ち良いだろうな・・・と
羨ましくなってしまいました。



そしてアンコール。

まずは、コンバスを抱えてサバティーニ氏がご登場。
指揮のルイゾッティの伴奏で、コンバスを演奏。
これがまた素晴らしい。
彼が元々コンバス奏者だとは知らなかったので、
なんて芸達者な人なんだろう、と感動。

んで、次の曲では、サバティーニが指揮をして
指揮者のルイゾッティが歌曲を披露。
ルイゾッティってば、指揮とピアノだけでなく、
テナー歌手としてもお見事!!

そしてサバティーニは、コンバスとテナー歌手だけでは
物足りないらしく、彼の指揮っぷりも本格的。
と、これも後で知ったのだが、指揮法の勉強もしているとか。
すごすぎる・・・

と、感動しまっくっているところに、
フルートを持ったヴィンチェンツォ氏が登場。

まったく、この人達はどこまで才能があるんだろう、と期待していたら
彼のフルートは、お遊び程度ということが判明。
音がかすれる度に客席が沸いてました。

で、トリを勤めるのはニール・シコフ氏。
なにやらバイオリンケースを小脇に抱えています。

しかし、ケースから出て来るのはハンカチばかり。
結局最後にトライアングルが1音だけチーンと鳴りました。爆笑。


その後、指揮者と3人の歌手はシャンパンで乾杯し、
乾杯の歌を歌って、この日のコンサートは終了でした。


全演奏曲目をネットで調べたら、
カルメン、トスカ、トゥーランドットはもちろん、
レハール、そしてウエストサイドストーリーまで
ひっじょーに興味津々のプログラムだったことが判明。

もっと早く帰ってくれば・・・

録画さえしておけば・・・

去年、サントリーへ聴きに行くことだって出来たのに・・・


ひじょーに悔やまれます。


まあ、ともかく、今まで名前も知らなかったテナー歌手の方々を
新たに3人、知る事ができました。
3人とも本当に素晴らしいのですが、
歌はもちろん、明るく陽気なイタリア人気質を振りまいてくれた
ヴィンチェンツォ・ラ・スコラが印象的でした。


歌を聴くなんて、今まではパヴァロッティくらい(しかもCD)でした。
3大テノールの中でも彼が圧倒的に好きなんですが、
その理由は、全てをさらけ出すかのような迫力ある表現です。
これぞイタリア人の情熱!って感じで良いです。


今後は、歌やオペラについてのリサーチをしなければ、と思いました。