2/8 Mon. 紀尾井ホール

hiromi talklive1






















くじ運の悪い僕にしては珍しく、まさかまさかのトークライブに当選!

仕事バタバタしてるし、平日のしかも月曜日だし、危険だなぁと思ったのですが、
もし行けなかったら知人に声かけてみれば良いだろうし、
小さい会場だから倍率高いだろうと、完全に記念受験の気分で申し込みました。


そして実際、かなりバタバタしてはいたのですが、
志あるところに道は開けるもので、開演ギリギリに滑り込めました。




ひろみさんもおっしゃってましたが、
本格的なトークライブというのは初めての試みらしいです。

過去、アルバム発売イベントでトーク&サイン会があったり、
鶴瓶さんとのライブ(同じカテゴライズで良いのか微妙ですが)
があったりしたので、それらと同じような感じで進行するのかな?と
予想していました。

結果、トークの後に演奏というパターンが3セット。


ステージはこんな感じ(ロビーのモニターより)
hiromi talklive2










 











MCは「サマーレインの彼方」の著者で、
ひろみさんのCDのライナーノーツも担当されている神舘和典氏。


神舘さんの話が長めだったことや、数年前の古い話が多かったのは、
ちと残念だったかなぁ。
最近のエピソード、それこそ新譜の作成秘話とか、
アンソニーやサイモンとの話題などを、もっと聞きたかったです。

それに、こんな素晴らしいホールなのだから、もっと演奏が聞きたかった。
(と言ったらトークライブにならないですね。失礼しました)




ライブはトークから開始。
ひろみさんのライブに1度は参加したことがある人、というアンケートがあり、
会場のほとんどの人が挙手。
次に5回以上の人もかなりいて「サマーレインの彼方」を読んだことがある人は
30%くらい?だったかな。


トークは「サマーレインの彼方」と重複しますよーという前置きの後に開始。

重複しない初ネタとしては、法政大学時代のひろみさんは、
海外からの交換留学生に向けた英語の授業を取っていたそう。
バークリー留学を見据えた英語の勉強のために。

バークリーに留学し、初めてボストンで部屋に電話を引いた時には、
英語が聞き取れず、それでも通話を開通させたくて
オペレーターの質問にYESで答えていたら、
実はオプションがたくさんつけられていて、高額な請求がきたそう。

家ではテレビやラジオを付けっ放しにして英語を聞きまくったり、
コンビニでは店員さんに話しかけて、英語で会話するようにしたりしていたが、
2年くらい経って、ようやく思うように英語が話せるようになったとか。

当時20代前半のひろみさんでさえそうなんだから、
40歳越えてから勉強始めた僕が、なかなか思うように英語が話せないのは
当然なんだなーと。


また、デビューアルバム「Another Mind」のミュージシャン達は
ひろみさんがスカウトしたバークリーの先生方が多い、というのも初ネタ。



印象深かったのは、ひろみさんのライブへの姿勢。

これも、ひろみさんが様々な場面でおっしゃってきたことではありますが、
ご本人の言葉でここまでじっくり聞けたのは初めてです。


人間、いつ死ぬかわからない、明日死ぬかもしれない。
その時に「今日のライブが最後のライブで悔いはない」と言えるように
毎回命懸けで臨んでいるそう。
デビュー前から今まで、一度たりとも命懸けで臨まなかったライブはない、とも。

そして、ライブ会場の運営スタッフに対してもそれを求める、と。

特に海外のライブでは、オーダーした機材が揃っていないことや、
ライブに真剣に取り組んでくれないスタッフがいることも多いそうで、
そんな時は、スタッフ全員を本気にさせられない自分の責任だと思うそうだ。

間違いは許せるけど嘘は許せない、と相手の目をみて伝える、とも。

ひろみさんの熱意が、言動や音楽から伝わって、
途中で目の色が変わって本気を出してくれるスタッフもいるそう。

んで、ライブが終わったらスタッフひとりひとりとハグして、
自分の気持ちを熱意をもって伝えたら、
次に一緒に仕事をする時には本気を出してくれる、と。

スタッフ全員に本気を出させられるようなミュージシャンでありたい、そうです。


改めて、普段の自分を振り返りました。

自分のミスを嘘でカバーしようとしたことはないか。
僕のためなら本気出すよ、と言ってくれる仲間やお客さまがどれだけいるか、
そう言ってもらえる努力を常にしているか。

しかも、ひろみさんの場合は限られた1回の本番の時間内で
この信頼を構築しようとしているわけですからね。

つくづく、尊敬です。

こういう素晴らしい人から発せられる音楽ですからね、
そりゃ心に残りますよ。


演奏はアンコール含めて6曲、全曲ピアノソロ。
マイクを通さないピアノの生音で、
音響の素晴らしい本格的音楽ホールでの演奏。

最高でした。

「SPARK」の収録曲からピアノソロバージョンあり、
なつかしの曲の進化系も聴けました。

BQE最高!


本当に贅沢な時間でした。



セットリスト

・トーク

1. The Tom & Jerry Show


・トーク

2.  Old castle, by the river, in the middle of forest

・トーク

3.What will be, will be
4.Wake Up And Dream
5.All's Well

EC. BQE