9/4 Sun 東京国際フォーラムA  
the HALL「JAZZ IS HERE」夜の部

東京JAZZも今回15周年だそうです。
屋台村が出て、地上広場でもライブが開催されて、
毎回のこの雰囲気がなつかしかったですね。

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で、いざホールに入ったのですが。

1組目のfox capture plan は聴かず。

前回(僕にとっては2年前だけど)までは、
楽器を受付で預かってもらえたのに、今回はダメだそうで。

ホール内に持ち込んでも良いが、
大きさからいって座席前に置くのは多分無理、とのこと。

コインロッカーを案内されたのですが、楽器を入れられるサイズは全て使用中。
地下鉄構内やら周辺を回って、やっと空きロッカーを見つけるも
ホールに戻った頃には最後の曲の演奏に入るところ。

最後のナンバーだけでも聴こうかと思ったのですが、
大汗かいてるし、腹も減ったし、そういう気分になれず。

外に出て、やり場のない怒りを
焼きナポリタンのヤケ食いに向けるなど。



2組目 ケニー・バロン・トリオ

生で聴くのは初めてですが、ピアノの音色の柔らかさに感動!
柔らかいけど音の粒はクリア。
大御所の技、堪能させていただきました。

それまで渦巻いていたドス黒い怒りが、パーっと散っていきましたね。

ボーカルは、僕にとっては刺激が弱すぎたのか、
ふと気づくと上瞼と下瞼がくっついていた・・・なんて現象が。

見た目はかなり厳ついケニー・バロンさんですが、
実際には優しく紳士的な人なのではないか?と
勝手に想像しながら聴いてました。



3組目 いよいよ登場、ミシェル・カミロと上原ひろみ。

結論から書きますが、感動で震えました。

忘れられない渾身のステージとして、
今後も僕の中に残り続けると思います。

毎回そうなんですけど、どんなに拍手しても足りないくらい。




最初、ケニー・バロンからの流れが僕の中には残っていて、
夕暮れ時の摩天楼とか、オシャレなバーの雰囲気を引きずっていたのですが、
このお二人の音が鳴り出した途端に一変。

あれ? ひょっとしてここはサバンナのド真ん中か?みたいな。
(注:偏った個人的意見です)


曲が進むにつれて、弱肉強食のサバンナは、
陽気な海辺の街に変貌しましたけどね。


「Tropical Jam 」と「Caravan」でラテンの世界に心地よく引きずり込まれ。

曲の紹介時に、ロマンティックコメディー映画の主題歌ということだけは
かろうじて聞き取れた「Two Much Love Theme」。
音色も優しいタッチの全く違うものに。


NYの地下鉄は熱帯雨林の中も通るのかぁ、な「Take The A Train」。

あのイントロが鳴った瞬間、
「ぃやっほーぃ!」と叫びたくなった、
なつかしの「Dancando No Paraiso」。


様々な感情が湧いてきて、思わず目頭が熱くなった「Place To Be」。
包容力溢れるミシェル・カミロ氏のピアノに感動。



全てにおいて、凄まじいまでの集中力。
それでいて、お二人とも超楽しそう。
喜怒哀楽の全てを表現しきってやるぞ、という熱が伝わってきました。

ミシェル・カミロ氏は、このステージのためだけに来日してくれたそうで、
メガネはずしちゃぁ大汗を拭う仕草も健在。
時折、ひろみさん顔負けの唸り声を発してました。

自分が誰目線で語ってるのかわからなくなりますが、
そういうミシェルさんを見ているのが、とても嬉しくて。



ケニー・バロンのステージが始まる前の休憩中に、
「トリオ・プロジェクトから内容変更して 
 ミシェル・カミロと上原ひろみでお送りします、申し訳ありません」
というような場内アナウンスが流れました。

すると、僕の後ろの席に座っていたお客さん達が、
「チケット代を値引きするか、返金してほしいくらいだよ」と話すのが
聞こえてきたんです。
僕は心の中で「えええええ!」と思いましたが、冷静に考えれば当然かもしれず、
サイモンかアンソニー目当てでチケット買った人だとしたら、
そういう気持ちにもなるのだろう、ということで自分の中に落とし込みました。
でも、あの人達、実際にこのステージを聴いた後、どう思ったのかな。。。



それはともかく。

アンソニーとサイモンには、1日も早く元気になってほしい、それだけです。
近い将来、笑顔で戻ってきてくれるのを心待ちにしています。

今回一番悔しい気持ちなのは、アンソニーとサイモンのお二人なはず。
彼らの気持ちを代弁すると同時に、ファンに対し申し訳ないと思うひろみさんと、
そんなひろみさんを心から応援しているであろうミシェル・カミロ氏の
両者の気持ちを、しっかり受け取ったつもりです。

友情と言っていいのかわかりませんが、
大切なのはやっぱり「人」ですね。

演奏を聴いて、何度も鳥肌が立ちました。

ひろみさんのライブに足を運ぶようになって
そこその年月が経ちますが、
これから先も新たな感動に出会えると思うと
本当に幸せです。

心からありがとう、です。


Set List

1. Tropical Jam
2. Caravan
3. Two Much Love Theme 
4. Take The A Train
5. Dancando No Paraiso
En. Place To Be


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