前原誠司国土交通相は9日の閣議後記者会見で、2010年度の公共事業予算の個別配分額(個所付け)が民主党本部から地方組織に伝えられた問題に関連し、「今回のことは反省点は多々ある。公共事業の個所付けについてしっかりとしたルールを作りたい」と述べ、情報公開の在り方を検討する考えを示した。
 会見で同相は、同日から国交省の地方整備局を通じて自治体への通知を開始したことを明らかにした上で、「党とだけ相談してほかには見せないということではない」と強調。ただし、今回党側に提供した資料の公表に関しては、「(衆院予算委員会)理事会の決定に従う」と述べるにとどめた。 

【関連ニュース】
【特集】「陸山会」土地購入事件~小沢氏「これ以上の説明はない」~
「大政翼賛会」は続かない~民主・渡部元衆院副議長インタビュー~
ポスト鳩山を狙う"ラグビーボール"原口総務相
勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘~経産省と組んだ菅副総理~
難問山積 問われる首相の決断力~普天間、小沢氏団体問題にどう対応?~

<外交機密費>上納の慣行、政府が認める 答弁書を決定(毎日新聞)
<銀座時計盗>香港の捜査員来日 大丸神戸店視察へ(毎日新聞)
<たまゆら火災>増改築重ね違反14件(毎日新聞)
枝野氏の刷新相起用、首相じわり「小沢離れ」か(読売新聞)
祖父の除雪機、巻き込まれ4歳孫死亡…秋田(読売新聞)