私が担当している「SANKEI EXPRESS」(サンケイエクスプレス 愛称EX)は創刊3年5カ月。首都圏と近畿圏が販売エリアの朝刊紙だ。普通の新聞の半分の大きさのタブロイド判で、メールに慣れ親しんでいる世代に配慮し横書き。美しさや迫力あるカラー写真の掲載を編集方針としているが、私の周囲の認知度は、正直言ってまだまだだ。

 この「若い新聞」が、どのように受け止められているのか、自分が当番の編集長として選んだニュースへの反応はどうなのか、気になる毎日だ。そんな折、個人のブログでEXの感想を書き込んでいる読者が多いことを知り、いろいろ拝見させてもらっている。

 〈この芸能ニュースいりますか〉(私が編集長のときでした、ゴメンサイ)などの苦言も当然あるが、多くの方が「読みやすい」「若者向けの新聞」と、EXを紹介してくださっていた。

 そんなブロガーの一人に、メールをすると、後日、丁寧な返事をいただいた。

 「妻や中高生の娘2人、小学生の息子と過ごす時間を深く面白くするための話題を引き出すのにEXは有効ではと考えました」

 福岡県の美術家、藤浩志さん(49)は、東京出張中にEXを知り、郵送で購読を続けてくださっている。それまでの新聞は、家族が読まず、藤さんが長期出張ともなると、誰も開いていない新聞が山積みになっていたそうだ。

 EXは、藤さん一家のコミュニケーションに役立っているらしい。ブログにはこうあった。

 〈家族全員はまってしまった。写真がとてもよく、感覚的な編集、デザイン。妻や中高生が読み込んでしまう話題が豊富〉

 インターネットの普及もあり、新聞離れが深刻になるなか、新聞を読まない人たちに購読を呼びかける「春の新聞週間」が12日で終わった。EXの読者には、自身のブログで「(従来の)新聞が嫌いって人にはおすすめ」などと、新聞週間と関係なく、購読をすすめてくださる人が多くいる。本当にありがとうございます。

 藤さんのメールには、「家族で楽しめるよう、DVDや映画情報の充実を」など、注文もいくつか書かれており、最後は「編集部の皆さんが誇りに思える仕事をしてください。この時代、それが一番大切だと思います」と結ばれていた。

 読者の応援を励みに「若い新聞」を成長させたい。(EX副編集長 斎藤浩)

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