厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」は19日、看護師の業務拡大などを盛り込んだ報告書案をまとめた。看護師が現行法の下で行える行為を明確化するとともに、専門的な臨床能力を備えた「特定看護師」(仮称)に、これまで医師しかできなかった医療行為の一部を認める。想定されるのは一部の検査などで、来月以降、法制化も視野に入れた具体的な検討に入る。
 現行では、看護師は医師の指示に基づき「診療の補助」を行うとされ、高度な医学的判断・技術を要する行為は指示があってもできない。可能な行為の範囲は明確でなく、違法性がないか不安を抱いたり、知識・技術を持つ看護師の能力を生かせないという問題があった。
 報告書では、看護師が診療の補助として実施できる行為の範囲を「拡大する方向で明確化することが適当」とした。 

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