堺市堺区で1歳男児が虐待死した事件で、母親の元内縁の夫で、傷害容疑で逮捕された住所不定、無職、古田島昂志(こたじまたかし)容疑者(23)が、跡が目立たない腹部を狙った暴行を繰り返していたことが、大阪地検堺支部への取材で明らかになった。当初、殴ったあざが頭部にでき、母親に虐待を疑われたためという。

 堺支部は6日、古田島容疑者を傷害致死罪で、地裁堺支部に起訴した。地検堺支部によると、古田島被告は「泣かれるとイライラした。苦しませて泣きやませようとした」と起訴内容を認めているという。

 起訴状などによると、今年4月8日ごろ、同居していた岩本隆雅(りゅうが)ちゃんが泣きやまないことなどに立腹。腹部を手で強く押さえ付けたほか、10日ごろにも腹部をひざで強く押さえ付けた。また、13日ごろも腹部を両手で強く押さえ付けるなど一連の暴行で、隆雅ちゃんを14日午前2時ごろ、小腸裂傷による出血性ショックで死亡させたとされる。

 暴行は今年3月ごろから始まり、いずれも母親が仕事に行っている間だったという。【山田英之】

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