“鳥取詐欺女”ついに殺人容疑で逮捕。鳥取県警は28日、鳥取市の電器店経営・円山秀樹さん(当時57歳)を殺害したなどとして、強盗殺人の疑いで同市の元スナック従業員・上田美由紀容疑者(36)を再逮捕した。同容疑者は容疑を否認している。県警はこの日、強盗殺人事件の捜査本部を設置。トラック運転手・矢部和実さん(当時47歳)の死亡についても今後、事情を聞き、男性6人の連続不審死の全容解明を急ぐ。

 昨年11月の発覚から3か月。事件は大きな節目を迎えた。

 詐欺や窃盗で5度逮捕されていた上田容疑者が、強盗殺人容疑で28日に再逮捕された。逮捕容疑は、円山さんから購入した電化製品の代金支払いを求められたことから、殺害して免れようと計画し昨年10月6日、円山さんに睡眠導入剤などを飲ませて川に連れて行き、おぼれさせて殺害。代金約123万円の支払いを免れた疑い。

 県警は、上田容疑者と同居の男(46)=詐欺罪で起訴=の関与の有無も調べていたが、男の供述などから、上田容疑者が川に円山さんの顔を押しつけるなどし、単独で殺害した疑いが強いと判断した。捜査関係者によると、上田容疑者は「知らない。やってない」と容疑を否認している。

 上田容疑者と円山さんは、同容疑者が以前勤めていたスナックで知り合った。円山さんは10月6日、「集金に行く」と、車で鳥取市内の自宅を出たまま行方不明に。翌7日に同市の摩尼川で遺体が見つかり、「ハルシオン」などの睡眠導入剤や風邪薬の成分が検出された。上田容疑者と男が家電の購入代金を払わず、トラブルになっていた。

 男の弁護士によると、男は10月6日、上田容疑者や円山さんと2台の車で摩尼川へ移動。「上田容疑者と円山さんを残して別の場所に行き、川に戻ると円山さんの姿はなく上田容疑者は服がぬれていた」と供述している。

 捜査関係者によると、昨年4月に日本海で発見され、上田容疑者に金を貸していた矢部さんの遺体や、上田容疑者と同じアパートの住人で同10月に救急搬送されて死亡した無職・田口和美さん(当時58歳)の遺体からも、睡眠導入剤や風邪薬の成分が同じ組み合わせで検出されている。上田容疑者の知人によると、同容疑者はハルシオンを大量に所持していたとされる。

 これ以外にも、2004年5月に列車にひかれて死亡した新聞記者、同容疑者と一時同居し07年8月に日本海で水死した会社員、08年2月に首をつって死亡した警察官、と計6人の男性が上田容疑者の周辺で不審死しており、今後の同容疑者の供述が注目される。


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