2004年10月28日

絶対許せない

穏やかでめったに怒らない
(ように見える)
COSMOSですが、
実は
絶対許せないことがあります。

コンサートや映画館で
自分の家のリビングでテレビを見ている乗りで
平気で喋ったり、
自分の荷物をごそごそ音を立て続ける人。
あと、携帯電話の音。

多分、このことに関しては
異常に神経質で
心が狭いです。

だいぶ前ですが
伊藤光湖さんのヴァイオリンコンサートを
小樽に聴きに行った時のことです。

自分が主催して司会もしたコンサートでは
どうしてもどっぷり没頭できないので
その日
「今日はどっぷり浸かって泣きたいだけ泣くぞ」
と思って席に着きました。

始まる前、まだ客席が明るい時に
すぐ斜め後ろに座っているおばさん二人が
お喋りをしていました。

この段階でも、ちょっと気になる二人でした。
こういうコンサートに慣れていないように見えるし
なんとなく、二人のまわりの空気だけ
伸びたパンツのゴムみたいに
緩んでいるように感じたのです。
でも
まぁ、まだ始まってないし、と
気にしないようにしていました。

さて、いよいよ光湖さんが登場して
演奏が始まりました。
件のおばさん二人、
案の定ひそひそ声のお喋りを止めません。

聞いていると、
演奏している曲について、だったり
光湖さんのドレスについて、だったりするのですが
どうしても今しなきゃならない話しでもないし
第一、ひそひそ声にしては大きすぎます。

わたしが後ろを振り返って
かなりの強さで睨みつけると
首をすくめて止めるのですが
5分も経たないうちに
また話し始めます。

1時間半のコンサートの間
何度振り返って睨みつけたか
わかりません。

それでも、
二人のお喋りに邪魔されない時間には
どっぷり光湖さんのヴァイオリンに浸って
かなり幸せな時間を過ごしました。

最後近く、
チゴイネルワイゼンの中盤で
細く、鋭く、張り詰めた高音で
光湖さんのヴァイオリンが
啼くように鳴り始めました。

会場の空気が変わり
客席の全ての人が
固唾を呑んで全身で聴き入っているのが
わかりました。

その時です。
無神経極まりない携帯電話の着信の音楽が!
例のおばさんの片方が
慌てて
足元の、
ひらひらのレースのついたバッグの中を
探っています。

無神経な電子音の耳障りな音楽と
おばさんのバッグの中のごちゃごちゃの音が
たっぷり20秒は続きました。

信じられない!
悔しくて泣きそうになりました。

よりによって、あんな美しい音の時に
しかも、すぐに止められずに
あんなに長い時間、
わたしのしあわせを奪ったのです。
あのおばさんは!

携帯電話の電源を切り忘れることなら
わたしにもあるかも知れません。
でも
止めるまでにあんなに時間がかかるなんて!

まわりの状況を感じ取る細やかさも
何かあった時に、
自分がどう対処するかの注意力も
皆無、としか思えません。

そういう人が、わたしは大嫌いです。
友だちには絶対ならない。

これは罰金に値するぐらいの行為じゃないかしら、
あの人は
入場料の半額ぐらいを
迷惑をかけた周りの一人づつに
払うべきじゃないかしら、
などと
コンサートが終わってからもしばらく
本気で考えてしまいました。

なんでこんなことを今頃書いたかというと
今日映画を観た会場で隣に座ったカップルが
大げさではなく、映画の上映時間の
3分の1ぐらいを、普通の声で喋っていたのです。

カップル、と書きましたが
若い人ではなく
中年の、見たところ個性的な素敵な男女でした。

それがまるで
自宅のリビングのソファに並んで座っているみたいに
普通の声で
映画のことを話しているのです。

この二人は
わたしが何度か睨んでも
全く気づく様子がありませんでした。

「静かにして下さい」と言う気持ちも起こらないぐらい
全く悪びれずに
「普通の声」で喋っていました。

それに対して何も出来なかったせいで
わたしの中で解消していない鬱屈が
溜まったままになってしまって
ここに書いてしまった、というわけでした。

書いたら、すっきりした、
というわけには行きませんが
これもCOSMOSの生の、本音、
ということで
お許しください。

明日は楽しい話しを書けるといいな。

おやすみなさい。

 



y_csm521 at 03:00│Comments(0)TrackBack(0)きもち 

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