2006年03月12日

どうにもならないオンナの気持ち(3)

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石井君の
ありがたい申し出があったにも係わらず・・・





彼とはそれ以来、連絡を取らなかった。
私がコンタクトを取ることから逃げたのだ。

彼はとても良い人で、きっと私を幸せにしてくれただろう。
「すぐにでも一緒に住もうって言うかもしれないよ」
と、冗談めかして言っていたこともある。

しかし、私は彼のことを

「この人を幸せにしてあげよう」

と思うことが出来なかった。
自分ではどうすることも出来ない心の理不尽さを呪い、泣いた。
いくら非情な態度をとられても、それでも恋人を愛していた。
石井君のことを好きだとは思っても、恋人以上に愛せる筈がない事を
私は本能的に知っていた。


三十路を過ぎて、好意をもたれることなど無いと思っていた私に
石井君は、自信と勇気と元気を与えてくれた。

もしかして、私は選択を間違ったのかもしれない。
あの時彼についてゆけば、今のように眠れぬ夜を過ごすことも
無かったのかもしれない。

しかし私は決断をしたのだ。
間違いなく自分で、恋人を選んだのだ。また孤独と向き合うことが分かっていても。


非情なことをしたと今でも思っている、彼を利用したのかと言われれば反論できない。都合が良すぎるが、石井君は疲れきった私の心を癒すサプリメントのような人だった。

今となっては、感謝の気持ちを伝えられなかったことだけが悔やみきれない。


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y_fujiwara0508 at 00:16│TrackBack(0)恋愛 

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