これから話すミスは、僕も高校時代やってしまっていたことですし、もし該当したとしても気落ちしたり、焦る必要はないです。むしろ、これからよりよい英作文や記述をするための参考にしていってください。


東京大学 理科一類を目指すXくんは、高校三年生。しばしば海外に行ったことがあり、英語力には自信があります。先日、僕のところに是非、2次試験に向けて自由英作文を添削してほしいとやってきました。



問 「(詳しくは覚えてませんが)社会奉仕活動を高校の授業に取り入れることに関してあなたは賛成ですか。それとも反対ですか。」

Xくんの解答 (もちろん英語で)「私は、このことに関して反対です。なぜなら、高校生にはやらなくてはいけないことが他にたくさんあるからです。たとえば、大学入試試験に向けての勉強や部活です。」


文法やスペリングのミスもなく、よく書けていました。

でも、これでは高得点は無理です。(`・д・´)

えぇっ!?と思うかもしれません。僕も高3の11月くらいまで、同じような英作文を書いていました。しかも、Xくんよりも遙かに劣る文法、語彙力で。(;´Д`)


なにがまずいのでしょうか。考えてみましょう。(いくつもあると思います。)


1. まず論理の部分。

「ボランティアの他にもやることがある」から「ボランティアできない」 わけではないでしょう。

この場合、「なんで両立できないの?」と聞かれたら終わってしまいます。私たちには2ついっぺんにやれませんって言っているようなものです。(;´Д`)

残念ながら、AとBを両立できない人の論理的な言い訳を考えるほど難しいことはなかなかありません。他に、反対するにふさわしい理由を考えてください。

2. 問題文を読んでないこと。

問題をしっかりと読みましょう。「高校の授業に取り入れる」ということを完全に無視しています。この点を述べずして「勉強が」「部活が」と述べるのは論外なのです。

ヒントは必ず問題の中にあります。しっかりと読んでください。

じゃあ「時間割にボランティア」の時間が増えたとしたらどうなるのかを考えれば良いのでしょう。普通の高校生ならば「総合学習」の時間が増えたことによってできた弊害を理解するに難しいことはないでしょう。


このようにして大学受験では、「問題から逸れずに考えられるか」ということ、「論理的に物事を述べられるか」ということを聞いているのです。

またよく考えて問題を解いていきましょう。(。・ω・)ノ゙