ごきげんよう。


早いものでぽこさまが誕生して2ヶ月が経過しました。


くにゃくにゃふにゃふにゃだった息子は身体が些かしっかりしてきて、喃語を話すように。


いつもガン飛ばしだった表情もニコニコするようになり、睡眠も多少ですが長めに取れるように。


身長体重も成長曲線ど真ん中。
至って順調。


そして明日は初めての予防接種。
泣きわめくだろう◎恐ろしや恐ろしや。


さてさて、今日のテーマは
「産後こんなに辛いと思わなかった」
でいきます。


同じ人いたわーって安心してくれたり、プレママさんは予備知識だったり、男性陣は嫁を労るきっかけになったり、各々使い道あると嬉しい。


ちなみに人それぞれ違うのであくまで私の場合のお話。


文字通りこんなに辛いと思わなかった←


まずは産後すぐの入院中。
会陰切開の縫合痕は激痛だった。歩けないし座れないし寝返りすらうてない。
円座クッションとか無意味だった。


そんな中待ったナシの育児スタートで完全に心が折れた。


「ホルモンのせい、ホルモンのせい」
と、呪文のように唱えながら泣き続けた。


今思えばホルモンのせいというよりは痛みのせいである。


「産後はホルモンのせいで涙脆くなりがち」とかよく書いてあるけど、「痛くて泣けます」って書いておいてくれればもう少し心構え出来たのに。


退院後は会陰切開の痛みは徐々に軽減しました。お次はその痛みに身を潜めていた尾骨痛が頭角を現す。
やっぱり座れない。


とはいえ授乳など座らないわけにもいかず。
すんごい斜めになって座ってました。
ある一方だけは短時間なら座れた。これって要するに骨盤ズレてたんだよね。


ガタガタの下半身で使えなくなった骨盤底筋のせいで半端なかったのが尿漏れ←
尿漏れ?いや、失禁だよこれは。って勢い。
神経麻痺って尿意喪失したし。


赤ちゃんのオムツより自分のオムツ←


その後徐々に治るんだけどね。
この当時は色々ボロボロすぎて屈辱的で死にたくなった。


産後盛大におしっこ漏れますなんて聞いてないw


乳腺炎で出来たしこりは赤く腫れて激痛でベソかきながら絞りまくったw
たまたま開通して改善したけど、あとで言ったらすぐ病院来てくださいって苦笑されました。


なんか兎に角全身痛かった。
で、辛いのが新生児育児。3時間おきの授乳で1時間睡眠を繰り返し。


まじで死ぬかと思った←


夜中は特にグズるし、何しても泣き止まなくてメンタルボロボロ。
眠れないから身体も全然回復しなくて毎日痛み止め飲んでました。


3週間くらいで痛いながらも座れるようにはなったんだけど、またまた頭角を現した痛みが・・・


未だ続く謎の手のひら&足の裏痛。これが何なのか結局不明。
兎に角痛い。浮腫も酷くて毒素溜まってます感半端なかった。無気力になる痛み。
靴もクロックス以外入らなかった(笑)


この痛み、説明しても伝わりにくくて家でも病院でも理解してもらえなくて本当に辛かった。


そして両手首の腱鞘炎ね。
しまいにはコップすら持てなくなって、気力だけで赤ちゃん抱っこしてたな。サポーター巻いて。


兎に角手に力が入らないから物落としまくってた(笑)クラッシャー。


文字にすると大したことないけど、かなり厄介だったのが手荒れ。指先パックリ割れ。


哺乳瓶洗いやオムツ替えで手を洗ったりする機会が劇的に増えたせい。
痛いしオムツの繊維に逆剥け引っかかって流血しまくってた。
早い段階から洗い物はゴム手袋することをオススメします。


そして膝の痛み。これ未だ治らず。
足の力だけで立ち上がれない。
どこかにつかまったりしてよっこいしょ。


赤ちゃんの前に私がつかまり立ちデビューすることになった←


膝着くのも痛いのでオムツ替えの時なんかは膝の下に座布団折って敷いてます。


急におばあちゃんになっちゃったみたい。


あと抜け毛酷いよ。
お風呂の排水口ソッコーで詰まる。
この勢いだともうすぐ私ハゲるよ。


あと全然治らないのがデブね←
妊娠中に蓄えた立派な脂肪が落ちることなく鎮座。母乳育児って痩せるとか言うけどそれって一部の人だと思うw
痩せないどころか授乳でパワー持っていかれて食欲増す。


クローゼットいっぱいの洋服が悲しく陳列。
入らない服も多々。
入るけど太っちゃって似合わない→自信喪失→物欲消滅→劣化


典型的なおばさん化に向かってしまっている。わかっているけど辛い。


真冬で赤ちゃん連れ回せないから散歩もほどほどだし、ダイエットってほぼ無理じゃね?ってなってる←


食物繊維取ったりなんか栄養管理はある程度してるけどそれで限界。悠長にご飯作ってられないし。


こんな事なら妊娠中自分を甘やかし過ぎるべきではなかった。
マイナートラブルだらけで心が腐っていたマタニティライフ。今思えば1人で動けたんだから多少の体重管理(適度な運動)はするべきだった。


当時はあんまり動くと早産するんじゃないかとか怯えていたけど結果的に全然出てこなかったしね(笑)まぁこれは結果論だからね。何とも。


そんな様々な苦痛に耐えw
1ヶ月半くらいでようやく育児生活には慣れてきて、痛みも我慢出来る程度にはなり、赤ちゃんかわいー♡と思う余裕が生まれる←遅い?


代わる代わるあちらこちらが痛い産後。
妊娠中はつわりや息苦しさ、寝苦しさなどなど、痛みより不快感だったなと今は思う。


まる1年は肉体的苦痛。
あくまで人により。


個人的にはもっと健康体で新生児期を堪能したかったな。痛みに耐えてたら終わってた。


何をどうするべきだったは未だ不明。
授乳で強い薬は飲めないし、多分耐えるしかなかったと思う◎


だから周りの家族は労るべきね。思ってるより産婦さんボロボロだよ。
軽トラに轢かれたくらいのダメージほ負ってる。


優しくしてあげてね。


当事者の人は余裕があれば一日くらいシッターさん頼んで寝るといいよ。
帰省する人は甘えればよき。
そうもいかない人は泣きたい時は泣くといいよ。辛いが痛いのは殆どがどうすることも出来ないと思う◎


だけど思っていた以上に育児楽しいよ。
思っていた以上に、というか、元々こどもが得意じゃないので育児楽しくないと思っていた(爆)


こどもは私から今までの生活の殆どを奪い去ると思って気が重かったのが正直なところ。
結果的には奪い去ったのではなく整理した、といったところだろうか。


もちろん出来ない事は増えた。それに対してイラつくこともあったし絶望もした。綺麗事言ってる場合では無い(笑)
だけど表情出てきてニコニコした顔みたら「まぁいっか!」ってなった。不思議なことに。


人生の3分の1を経てあとの人生どう生きようか、考えるきっかけになったし生き甲斐が増えたかな。
あと何が大事かを思い知った。


人付き合いは広大に手広くやってきた(笑)
でもここへ来て思いがけない妊娠出産で自分が誰に頼りたいか、誰に会いたいか、誰に話したいか。そして誰に必要とされているのかを自身で改めて理解出来ました。


これから老いていくのに大事にしていかないといけないものを精査できた感じかな。
まる1年は痛い苦しいでしんどいけど、得るものもデカいよってことかな!


あと、無理に己を奮い立たせるのも暫くはやめようと思う◎
たまには立ち止まるのも悪くないよね。