なかなか、浜口桂一郎『新しい労働社会』岩波新書の批評が書けない。
もちろん、経済学や労働法関係をよまなければいけないのだろうけど。
とりあえず、新書や文庫を中心として手元に集めたなどから参考になる本をあげていこう。

1過去からのの日本型雇用システム雇用環境については
野村正実『終身雇用』岩波同時代ライブラリー 岩波書店
野村のwebや知的熟練論批判は非常に有益。
熊沢誠『新編 民主主義は工場の門前で立ちすくむ』現代教養文庫 社会思想社
熊沢誠『新編 日本の労働者像』ちくま学芸文庫 筑摩書房
もと女坑夫の話は二重の意味で示唆富む。
この中の銀行員の「過労死」はいまの「正社員」の姿である。
山内景樹『日本船員の大量転職』中公新書
鎌田慧『造船不況』同時代ライブラリー 岩波書店
過去の大量解雇事例に学ぶ。
松井やより『女たちのアジア』岩波新書
そう、これも現在わたしたちが置かれている位置なのだ。

2現代、何が起こってるか
湯浅誠『反貧困』岩波新書
この湯浅は言うまでもなく必読。
堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ』岩波新書
堤未果「ルポ 貧困大国アメリカ2』岩波新書
橘木敏昭『格差社会』岩波新書
中野麻美『労働ダンピング』岩波新書
エイミー・チュア『富の独裁者』光文社

3解決の糸口の周辺
西原道雄『社会保障法』4版 有斐閣双書
もっと適当なものがあるかもしれないが。
本田由紀『教育の職業的意義』ちくま親書 筑摩書房
津留宏『教員養成論』有斐閣親書
職業教育が組織的に行われた師範学校で学んだ著者が語る。(20100424誤字修正)
宮本太郎『生活保障』岩波新書
「ため」をつくれるか。
トニー・フィッツパトリック『自由と保障』勁草書房
ベーシックインカム論争のきちんとした鳥瞰図と構想の背景を描く。
詐欺的書籍も出回る中、ベーシックインカムのついてはまずこれを薦める。

4各分野のからの視点
富永健一『社会変動の中の福祉国家』
政策の流れがうまく説明してある。
ジョン・ヤング『排除型社会」洛北出版
どうしても取り上げねばならない、どうにか包摂の道を探ろう。