ライン録音のIRの使い方、オススメのクリーンブースター、バッファーの使い方も紹介。

以前は無印版を所有していました。
Fractal AXEシリーズで作業するようになってから、良質な歪み系を探していました。
クランチ~オーバードライブ(フュージョン系)はBob burtのAH-1とGR8Tが基本です。
そしてディストーション。
FactalのJCM800 Modは非常に出来が良いのですが、もう少し音の分離が欲しいと思っていました。
無印と+の違いはプリゲインのブースターが有無です。
このブースターは単独でも使用可。TS系ですが、あそこまでローカット、ハイカットはされません。
アンプなどにあるTone Shift、Deepスイッチのイメージが近いです。
※なお、12時位置がブースターの0になります。
RockmanのDGもLEAD BOOSTスイッチを入れると音のレンジが広がりますが、まさにあの感じを連想すると分かりやすいです。
トグルスイッチで25W、50W、100Wモードが選べますが、小型<大型アンプのイメージとの事。
実際はコンプの効き具合です。
25W<50W<100W=コンプ強め<コンプノーマル<コンプカット
と考えると分かりやすいです。
The AT+の前にゲインブースターを入れるなら、100Wの方が音作りしやすいです。
単発なら50W。
なお、9V~18Vで駆動。
18Vだと音の分離が良くなりますが、この状態の100Wモードは分離しすぎて使いにくいです。
なお、追加されたブーストスイッチも18Vで動きますが、ここに関しては18Vの方が良いです。
もし18Vで使うなら50Wモードが良いでしょう。
音作りとしてはクリーントーンでEQで音作り、Airで調整が良いです。
ブーストスイッチを常時入れるなら、Driveを1時ぐらいで抑えめにして、ブーストスイッチは3時ぐらいで突っ込むとブティック系アンプが好きな人の音に近づきます。
ライン録音の際、IRはセレッションのものが扱いやすいです。
V30、G12-65、G12T-75、辺りがオススメ。
可能なら、V30とG12系(グリーンバックなど)の複合が良いです。
マイクはM421、R121を混ぜると◎。エッジが欲しいならSM57。
※IRは4つ同時に鳴らしています。
アンディティモンズなら、Open Backを。
ただ、ロックやるならClosed Backの方が低域がタイトなので、リフは弾きやすいです。
セレッション公式HPで買えます。
https://www.celestionplus.com/products/guitar-responses-by-speaker/vintage-30/
V30→JCM以降のマーシャルの音のイメージ
G12-65→ロベンフォード。中域が少し膨らみつつも、音が抜けます。
Heritage G12M(G12EVH)→クラプトン(クリーム)~EVHまで。
Heritage G12H-55→ジミヘン。
V-Type→V30をバランス良くした感じ。
G12T-75→インギー、サトリアーニなど。ゴリっとした感じ。
V30とM421の組み合わせにG12系を足すのが楽だと思います。
ルームマイクも足すなら、そちらは下げる。
3個または5個を自由に選んで割引価格で買えます。
同一のスピーカーのキャビ違い(12インチ1発~4発、Open、Closedまで)もまとめ買い割引。
なお、Suhrのものと同じスピーカーでもキャビが違うのか、セッティングが違うのか、音は異なります。
ヴィンテージのスピーカーを求めている人はOwn Hammerなどがオススメ。
※数が多いので、根気強くやる必要あり。
エミネンスもIRを出していますが、正直微妙。使えるのも少しあります。
注意点としては、IRに入る入力レベルは割れない限界まで上げないと、効果が極めて薄くなるので注意。
特に、ギター本体のVolで音作りする人は、クリーンブースター、コンプなどを入れるなどして対策した方が良いです。
※オススメはSource AudioのZIO。CAE4×4と同じオペアンプを搭載(バーブラウン)。
チューナーアウト装備。OutputのEQは3段階(ブライト、ノーマル、ダーク)。
インプットがプリセット(JFET、Low Cut、Studio、E-Plex)と選べます。
基本はJFET(フラット。多少クッキリする。)。
Low Cutはローエンドをバッサリ。
Studioはローミッドを少しカット、トレブルを少し上げる
E-Plexはミッドが気持ち持ち上がり、ローとハイが少し削れる=エコープレックス系。
ミュートスイッチのBypassはオフ時にバッファーを通すか。
通さない場合はTrue Bypass。
Muteはキルスイッチ。ZIOのOutから音を遮断。ケーブルの抜き差しに。
ちなみに、軽いです。Bossの半分ぐらい?
ギター本体のVolを抑えて、ZIOのOut Levelを調整。
→ZIOがオフ、ギター本体のVolが10と同じぐらいが目安。
Vギター本体のVolは5~7ぐらい。
※自分のギター全てハイパスコンデサー入れているので。
苦手な人は自分で研究。

価格差は3000円ぐらいだと思いますが、The AT+の方が断然お得ですし、音作りの幅が違います。
電源供給がパワーサプライのみなので注意。
ノイズは少な目です。
輸入品の値上がりが酷いので、今動くか、来年以降まで待つかになると思います。
こちらは無印・限定カラー
