Premier Sound Factory (※旧 RHODES Premier)
から発売されたドラム音源



Drum Tree
http://drumtree.jp/

※Drum Treeを使用したmixのコツ
http://drumtree.jp/mixingtips/




この音源は今までに無いタイプのドラム音源です。


※24bit/96khzで収録。
→ハイレゾ音源にも対応

Drum Tree(ドラムツリー)


従来のドラム音源は”素の音”に対して、
作り込まれた各音色がプリセットになっておりました。

例)ラディックで録音→各種エフェクト処理(ソフト内)
→ビートルズ・サウンド


の様な流れです。当然ながら、後からパラメータは弄れます。

ただ、扱う量が多いです。

ドラムを自分で録音した事がある人なら分かりますが、
セッティングで1、2時間は掛かります。

また、BFDなどのソフト音源で処理するというだけでも、
各種キットの音に加えて、アンビエンス・マイク、
オーバーヘッド用のマイクがあり、

音作りに時間が非常に掛かります。



クリエイター(プロ、アマ問わず)からの感覚だと、
良い音が出来る前に心が折れます。

また、常に締め切りに追われている作家からしてみたら、
手間は少ない方が良いです。



Drum Treeはこの問題を解決しています。

例)ビートルズサウンドが欲しい
→ラディックで録音&エフェクト処理、
バランスも作ってある (既に録音データとして完成済)



なので、プリセットから選ぶだけです。
上記の録音や処理は、専門家が実機で処理してくれています。 



後処理に関しても、各キットに
チューン(ピッチ)、
ゲート、
パン、
ボリューム、
ローカットがありますので、対処出来ます。
 
特にスネアの音色を調整したい時にはチューンが役立ちます。


各種プリセット(各種ドラムキット)をロードして、
特定のパーツのみを、

Drum Tree内の他の物と変更する事も可能です。


全ての音がドライに録音されているので、一部を差し替えても成立します。

ちなみに、リバーブは2種類のインパルス レスポンス(IR)のデータを
使い分け可能です。

マルチアウトにすれば、他の物も扱えます。

何より一番美味しいのは、Drum TreeのIR データを無償で公開している事。
http://drumtree.jp/mixingtips/

Stuido Oneなら”Open Air”に読み込ませれば、
他のパートにも扱えます。


このIR、素晴らしく馴染みます。

 
ドラムの音作りをする時は 基本的に、
リファレンス(参考)にする音源があります。


そのリファレンス音源、
そのものの音が手に入るとしたら笑いが止まらないと思います。


今までは、リファレンス音源に似ている音だったのが、
リファレンス音源の音が手に入る。


これは大きな違いです。
しかも、ボタン一つで選び終わる。
音作りの時間は無し。


 
曲作りをする際に、音がショボいと楽器の数や音数が増える傾向にあります。 
Mixの際に、音がショボいと音の重心が軽いものになります。


Drum Treeの発表で、Drum Premier(&TAPE)、
ASR(&TAPE) は廃盤になりましたが、

それを凌駕する音源なので問題ないです。


70's Funk FusionやJazz Funkのキットは作るのが苦労するタイプですが、
ボタン一つで解決。



ノラ・ジョーンズやジェシー・ハリスがやりそうな、
アコースティック系のポップスには、
NY Contemporaryキットなどが合います。
この手のドラムの音は、
本当に使える音源が無いのでこれだけでも価値あります。




ちなみに、僕の尺八の曲は、こちらの音源です。
※というより、
Omnisphere(Spectorasonics)以外の音は、
自分で録音したもの以外は全て、
Premier Sound Factoryで成立しています(もちろん全商品コンプリート)。


葉二~源博雅に捧ぐ~
 

尺八(Shakuhachi Premier)
http://www.premiersoundfactory.com/modules/zox/shakuhachipremier-p-38.html