妄想の荒野~矢端想のブログ

こんにちわ矢端です。ここでは一応「日曜漫画家」と名のっておりますが。
面白ければ何でもやります!泣きます!笑います!(何でも屋の加代かっ)
そうとも、冒険こそ人生。ロックな生き方なくして何が人生。
目の前にはただ果てしなく広がる荒野だ。
いにしえの大西部への憧憬を胸に・・・さあついてこい!出発だ!
GO WEST! GET WILD! LET'S ROCK'N'ROLL!!

またチリビーンズを大人買い。

4年ぶりにチリビーンズを1ダース、Amazonで買いました。生活が安定しないうちはなかなかそんな気になれなかったし、仕事がひと段落ついて8月は気持ちに余裕ができたから、というのもあります。食料として缶詰を大人買いするならシャケ缶でもなんでも良いのかも知れないけれど、古き西部の気分に浸るならやっぱり豆だろ。そしてこれをスプーングー握りで食うところまでがお約束なのだ。

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現実的な話、平日の夜は時間もないし、疲れ切って帰ってきた時の非常食という考えもあって買ったのである。

ひと缶15.5オンス(439g)の豆なんか一度に食べないから、使いかけはラップで蓋をして冷蔵庫で保管するわけだけど、最近は冷蔵庫から出した冷たいやつをそのままティースプーンで食ってます。鍋で調理するより、これがいちばん美味いかも。冷たくても、トマト味の茹であずきみたいで美味いんだよ。スイーツ感覚だよ。休日なんかもうずっと食い続けるおやつだね。

豆でも食ってちょっとでも体重が増えるといいなあ。

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自炊日記2020.03。
「まけるな!エリーちゃん」180


会田誠「ミュータント花子」

花子-04今年も8月はTVや新聞では戦争の話ばっかりだったね。日本国民にとって忘れてはならない8月だ。8月6日が広島原爆忌、9日が長崎原爆忌、15日が終戦の日である。いろんな思いがあって、久しぶりに引っ張り出してきたのがこの漫画「ミュータント花子」。たしか原爆の日に乗っかろうとtwitter(現X)でぶつけたのが右のページのトリミングだったな。

これを見ておわかりのとおり、とんでもない漫画なんだよこれ。でも僕はこれを名作と呼んではばかるつもりはない。

花子-03

物語は1945年7月の沖縄から始まる。12歳の花子は毎晩陛下の夢を見ていた。彼女の前に現れ「選ばれし者よ」などとおっしゃるのだ。やがて米軍が上陸し、姉の月子を失った花子も米兵たちの慰み者となり、ついには原爆とともに広島に落とされる。三日後、その黒焦げの遺体はとある親子の目に留まり、死んだそこの娘雪子とともに火葬されるが、彼女は炎の中から
ミュータント花子として蘇った。陛下の命を受けた花子は、月子、雪子の想いを背負い、同じく陛下の夢を見ていた特攻隊員の純一とともに、米軍、米国への復讐に向かう…。

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花子-07花子-08

この作品、めっちゃ面白いし僕は
かなり感動したのだけど、ダメな人はダメみたい。絵を見ただけで拒絶反応。読む人を選ぶのだ。仕方ないね。正直、いろんな意味で絵がキタナすぎるもんw。

花子-09花子10花子-11

この本を購入した2008年頃は、僕が漫画を描き始めてまだ1、2年だった。絵は雑だしページ内のコマ数も多いし、テンポも内容も僕好みで、自分の漫画に似ていると思った(実際友人にそう言われた)。そして漫画なんか滅多に買わない僕のお気に入りの本となった。

花子01花子02

元は
1990年代の会田誠氏の個展「戦争画リターンズ」にて画廊の片隅に置かれていたホチキス留めの手作り本で、月刊「美術手帖」(美術出版社)に紹介されていたのを見てずっと読みたいと思っていた。だからたまたま本屋で見つけたときは「こんなの出てたんだ!」と即買い。

会田氏は僕の兄貴と同い年で、東京藝大油画科出身。エログロナンセンスな作品ばかり発表し、フェミ団体などからは恰好の攻撃対象であった。端的に言えば、サイコパスでロリコンの変態。だけど絵はめちゃくちゃ上手い。その画力があってこそ読むに堪える漫画となっている。ちなみに下の絵は同展覧会関連の作品だよ。

(上段「紐育空爆之図」、中段「美しい旗」、下段「ザク」。これは藤田嗣治「アッツ島玉砕」がベースにある。これらはすべて屏風仕立てである)

会田誠空爆
会田誠-旗
会田誠ザク


「まけるな!エリーちゃん」234

234ellie202407-2 イラストフル

「そろそろ
4コマのネタも考えなくちゃなあ…」と思ったら1分で降りてきたネタです。作者が普段からこんなことしか考えてないのがよくわかりますね。
部屋を冷やすクーラー(エアコン)が発明されたのは
20世紀になってかららしいですからねえ。せめて扇風機回せよ(スレッジタウンに電気が来てたのかどうか)。

暑い日は裸だと汗でべちゃべちゃになるから肌着ぐらい着ないと気持ち悪いと思います。


2024年秋のコミティアについて。

1またやってしまいました。

例によって、「あっ、コミティアの申し込み締切りいつだっけ!」と気がついて確認したのが8月も休暇を迎えた頃。すでに関西コミティアが8月5日、名古屋コミティアは7月31日に締切りが過ぎていました。7月から8月にかけては仕事で考えたり悩んだりすることが多くて、コミティアに意識を向けるヒマなんかなかったというのが正直なところです。

そんなわけで、なんとか間に合った11/17東京のCOMITIA150だけは申し込みました。残念ですが、9/29の名古屋と10/20の京都は不参加です。関東のみなさん、11月に是非お会いしましょう。

今年は4月から飛ばしてて疲れてるから、下半期はちょっとゆっくりした方が良いのかも知れません。

 

黄輪さんが4年ぶりに西部小説を公開しました。

ELD01-01 trim挿絵を依頼されながら、なかなか描けなかったばかりにその分公開が多少遅れちゃったのかな、と気にはしていますが、やっと同氏のブログで公開されて、ばんざいばんざい。先日15日から始まり、気付けば今日でもう第6話まで進んでいます。

EAST LONG DRIVE 1 ~ 東洋人、西の海から ~ 1」。
今回は日本人がいっぱい出てきます。西海岸の港にやってきたチャキチャキ娘と、旅の牧師がとりあえずの主人公ですが、まだまだこの先どうなるのかはまったくわかりません。「旅の牧師」ったってウチのプリィ(悪党どもに十字を切れ)じゃないよ。めんどくさいからいでたちは同じだけど。

僕は自分の西部劇にも日本人を出したことがなく(敢えて出してないというのもある)、西部での日本人キャラって描いたの実は初めて。悩みましたよ。ヒロインのキツネさんは、最初はやさぐれた日本髪にでもしようかと思ったのですが、どうイメージしても幽霊かお家を取り潰された奥方の悲惨な姿しか思い浮かばなかったので、考えを改めました。考えりゃもう明治だったので、自由にやりゃ良いじゃんと。そもそもキツネさんはどう考えても江戸時代の女性の髪型は似合いません。

さあこれからどうなるのか、楽しみですね。EastLongDrive_キャラデザ

(これはあくまで初期ラフ。牧師デイモンはもっとガッシリ体形になります)

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