先日のグルメ日記にも勢いで書いた「恋のメキシカンロック」なるフレーズ。メキシカンロックってのはこれまでもメキシコネタを出した時に言ったことがあったかも知れません。まあたいていの人は読み流してると思いますが、この機会に元ネタも紹介しておきたいと思います。ご存じの方は「フフッ、あの曲だろw」って思っててくだされば結構です。僕が絵具屋に勤めていた時、インクに「メキシカンイエロー」って色があって、それを見るたびに脳内に流れたのもこの曲でした。
1967年リリースって、僕が生まれた年だよ。みんな俺のこと年寄りだと思ってるかも知れんが、俺だってリアルタイムで聞いてないんだよ。
初めて聞いた人はきっと「なんじゃこら」だろう。僕だって今だに「なんじゃこら」だもの。橋幸夫といえば「潮来笠」とか「雨の中の二人」とか真面目な?代表曲がいろいろあるのだけど、今なお人気根強いこの「恋のメキシカン・ロック」も間違いなく代表曲だと思う。この時代はリズム歌謡とか言ってトンチキな歌が多かったんだよ。小林旭もいっぱい迷曲を残してるね。ところで歌詞に出てくる「メキシカンルック」とはどんな姿なのだろう。下の画像類から想像してみてくれ。そんなファッションの女性と真昼の海で出会ったんだとさ。それはまずどこなんだろう。やっぱりメキシコ?アカプルコとかいいよね。暑苦しいポンチョよりも軽やかなブラウスの方が合うかな。それなら日本の海で着ててもトンチキ感もなくいけそうだ。
曲の話に戻ろう。何と言ってもこの曲のキモであり魅力は、「~ロック」ってタイトルなのに「メキィシィカァンンロォーックウ♪」なんてタメまくっててロックでもメキシカンでもないことだ!ちなみに「コーヒールンバ」はルンバじゃないし、サンバでもなんでもない「マツケンサンバ」が世に出たのはメキシカンロックの37年後である。でもはっきり言おう。前述のことも含めて僕はこのメキシカンロックが大好きなのだ!一度聴けば耳に残って離れないような魅力は否定できないはずだ。みんなもこのウソくさいメキシカンで踊ろうぜ!
恋の酒ならテキーラ!!
なんて素敵なセニョリータ!!