(注意:当記事は性格上ウチのいろんな漫画のネタバレを含みます)

やっちゃいましたねー。「ヒロインイジメの矢端」はついにカレン先生にまで苦難を負わせてしまいました。だいたいウチの歴代主人公たちはことごとく悲惨な目に遭っておりまして、リタ16歳の悲劇は言うに及ばず、リリィなんか兄を殺され自身も大やけどを負い、さらには恋人(?)までも目の前で惨殺されるというすさまじさ。初代ローズもルビィもダナも普通に目の前で父親を殺されていますし、エイラもお兄さんを殺されてますね。魔女クレアの背負ってきた苦労と絶望感に至っては想像を絶するものがあります。能天気そうなサンディでも「何よ吸血鬼ぐらい…」とつぶやく場面に一瞬不穏なカットが入ります。エイミーでさえ、「死にかけでこの町に流れ着いたのよ」…なんてケリーはさらっと言ってますが、その言葉の意味するところは尋常ではありません。カレン先生と共演した二代目ローズだけは意外とそういうのがないのですが、この作品自体が過去についてはほとんど語っていないので、適当にご想像ください。なぜ強盗団にいたのか。つまりは昔、ボスのクラウドに「拾われた」のでありますよ…。

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2011年の「泣け泣け女。」という記事で、作品内でやたらヒロインを泣かしてるなぁ…というようなことを書いたこともあって、矢端はやっぱり女性に対してSの気があるアブナい男ではないかという疑惑が起こっても致し方ないのですが、決してそういうわけではたぶんなく(たぶん?)。主人公を愛するがゆえにひどい目に遭わせるのは、「強いヒロインには悲惨な過去がある」という矢端理論に基づくものなのです。悲惨な過去こそが彼女らを強くし、人間的に深みを与えるのだという信念です。あるいは、ボコボコにされても復活して鮮やかに敵に復讐する、マカロニ的なカタルシス願望もあるのかも知れません。

なのでカレン先生とて例外ではなく、主人公に格上げされた時点で悲劇を背負うのはもう宿命なのでした。それも、「恋人の亡骸を引きずって一人で荒野に埋葬する」という、歴代ヒロインが誰も経験していないような偉業を成し遂げてしまいました。非戦闘員ながらその気丈さはウチでもトップクラス。何しろケインからエリカを守ろうと立ち向かった熱血教師です。いやいや、ウチのヒロインはみんなメンタル強い。どんな悲惨な目に遭っても精神崩壊した奴はひとりもいませんからね。

……えっ、エリーの過去? ああ、あいつは例外ね。ギャグキャラだからwwww

あきらめない