英国

2007年03月03日

千羽鶴

千羽鶴

サムのダンナさんのアントニーが
まもなくイラクへ出兵するので、
千羽鶴を作った。
こんなことしかできないけれど、
気持ちは伝わるだろうか。

そして、サムの家でアントニー作の
ビールをいただいた。
家でビールを造るなんて、素敵!!
色も味も濃くて、飲み応えのあるビールだった。


We really appriciate that Sam and tony support our london life.
We will be friends forever.We hope to see you again.
Thank you so much.

ロンドンからの引越に合わせてブログも引っ越すことにしました。
再開までしばらくお時間をいただきます。

また会える日まで、ごきげんよう!!!

yabumoto_net at 14:03|Permalinkclip!

2007年03月01日

チリディナー

チリ人ファミリー宅でメキシカンタコスをごちそうになった。
タコスは小麦粉でできている柔らかいのと、
コーンからできているパリパリしたのと2種類、
その中に、アボガド、挽き肉、豆、玉ねぎ、コーン、
トマト、チーズ、サワークリーム等を好きなように入れて、
がばっと食べる。
いいねえ。豪快で。
タコスというと、辛いものと思っていたが、
チリ人はあまり辛いのは好まないらしい。

知り合って間もないけれど、とても親しくなった。
なのに、もうお別れしなきゃいけないっていうのは
とても残念。
チリと日本ってずいぶん離れているもんねえ。
でも、いつかきっと行ってみよう。そうしよう。
イギリスにも、また来ればいい。
これが、最後にはしたくない。またいつか・・・。

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2007年02月28日

初の二語文が・・

2歳の下の娘、単語はたくさん覚えてきたのだけど、
「マンマ、チョーダイ」のように単語を組み合わせる
二語文というのはまだできない。
そろそろ何だけどなーと思っていたところ。

朝ご飯、いつものように席をすぐに立ってうろつきはじめる。
せっかく作ったイングリッシュブレックファースト
(卵、豆、ベーコン、マッシュルーム、パン、)に
ちっとも手をつけようとしない。
座りなさい、食べなさい、とやっていると、待望の二語文・・。

「ママ、嫌い」
おまけに、舌を出してべーっときた。

おいおい、初めての二語文がそれかい。

さらに、スプーンが自分のお気に入りではなかったらしく、
「スプーン、違う」とスプーンを放り投げる。

先が思いやられる・・・。

上の娘は、昨夜から高熱が出ている。
それもこれも、そもそも、下の娘がパンツをはかないで
ぎゃーぎゃーやっているから、風邪をひいちゃって、
鼻水小僧になっていて、それがうつった可能性大。

私も小さい頃は、ズボンをはくのが嫌いだったけれど、
パンツぐらいははいていた。・・って、どっちもどっちか。
やっぱり、そういうのって、似るのかなあ。。。



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モノ増えすぎ

明日、船便の荷物を送り出すことになっているので、
最後のパッキングがほぼ終わったところ。
ふうっ〜〜〜〜〜。

こっちに来るときは、段ボールたしか8箱だったはずだけど、
帰りは30箱に膨れあがった。
何でやねん。
いっぱい旅行もしたし、行く先々で記念のものを買った。
ダンナはイギリスでしか買えない、っていう本をたくさん買った。
私は、自分のものより、子供のおもちゃとか、ぬいぐるみとか
そんなものばかり、今日もまた、ケロちゃんの子供椅子を
買ってしまった・・・。

それにしても、モノが多すぎる。
いらないものも、大きなゴミ袋で5袋以上は捨てた。
それでも、この量は何なのだろうか。

日本に戻って、この荷物のそれぞれの置き場所をどこにするか、
今から頭が痛い。
それでなくても、整理下手なのに、モノに占領されて、
人間は一体どこに住めばいいのだろうか。

一つ一つのモノは気に入っていても、全部出してみたら、
支離滅裂だったりして、家の統一感はおそらくないだろうな。
モノのないシンプルな暮らしがしたい。
そう思い続けているのだけど、不可能なことのようだ。




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2007年02月26日

バース

日曜日は朝6時に起きて、バースへ行ってきた。人気の観光地で一度行ってみたいと思っていたのだった。2000年前、ローマ人が住んでいて、当時のローマ風呂が残っているとして有名。大きな大浴場に、サウナや水風呂や、それはもう豊かなお風呂です。バスの語源にもなったんだから、そりゃあもう大したもんです。町全体温かみのある蜂蜜色の家が整然と並んでいて、背景に緑の丘陵地が広がっていて、中心には川が流れていて、どこをお散歩しても気持ちがいい。

ローマバスの中にPUMP ROOMとい、生演奏を聴きながらアフタヌーンティーが楽しめる場所があったので入ってみた。二人のセットで25ポンド。三段トレイの上段はケーキが四個、中段は甘いパンケーキにジャムとクリームを塗って食べる、えーっと、何ていうんだっけ、ティピカルなイングリッシュケーキ、下の段にはサンドイッチです。ランチ後の夕方、こんなに食べてどうするんだ、っていう量あります。子供たちにかなり手伝ってもらって、ようやく完食。おそらく、最初で最後のアフタヌーンティー。

PUMP ROOMの外では、Tバックにスニーカー姿(井出らっきょさんを思い出す・・・)のお兄さん二人がかなりお下劣だけど笑える芸を披露していた。そうそう、デジカムのバッテリーがきれていたので、インスタントカメラを買って使っていたのだけど、今時貴重なフィルムの多くは、このお兄さんたちが写ることになった・・・。どんな写真ができているのやら。

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にぎり

寿司
土曜日は、かよの家でさよならランチ会パート2です。ほんとは、我が家に呼びたいところだったけど、家がもうダンボールの山で、大変なことになっていて。にぎり寿司は、ダンナ作。3回目だけれど、手慣れたもんです。大トロよりも、白のバターフィッシュ(?)が人気でした。

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2007年02月24日

ロンドンの一日

水仙とビッグベン

ダンナの仕事がぽこっとお休みになったので、家族でロンドンの街に繰り出した。水仙の花がこの2,3日で一斉に咲き始めた!ピーターパンの時計台、ビッグベン前もきれいです!
大きな観覧車、ロンドンアイに乗ろうかと思ったが、天気がよくなかったのでやめにして、ウエストミンスターアベイに入った。
これまで見た教会、アベイの中で最もごてごて度の高いアベイだった。
所狭しと歴史教科書に出てくる有名どころの人たちのお墓が並んでいて、
装飾がこれでもか、っていうぐらいに激しい。神聖な雰囲気を味わうには、
人が多すぎてにぎやかすぎる。でも、やっぱり、一度は行っとかないと。

そして、次はマダムタッソーへ向かう。アンダーグラウンド(地下鉄)で
baker streetまで行って、お腹がすいたので、パブランチ。
イギリスは下手なレストランより、パブのごはんが一番おいしい。
ハンバーガーと、ソーセージはボリュームたっぷりで、お約束のチップスが
どんとついてくる。

そして、本日の最も感動した出来事。
食事をしていたら下の娘がトイレに連れて行け、という仕草をする。
うんち?と聞くとうん、うん、という。こういう場合、大抵はもう出ちゃった後
なのだけど、今日は、まだだった。トイレに連れて行って、座らせると
うーん、うーんと頑張りだして、ちゃんとうんちができたのだ。
自分から便意を感じてトイレに行け、というのは、いまだかつてないこと。
すごーい。できるじゃん。それも、お外で。祝!初自分でうんち。

その後、マダムタッソーへ着いた頃には、娘はベビーカーで熟睡。
中は、階段だらけでベビーカーは使えないとのこと、
あきらめて、近くの土産物屋を物色することに。

そういえば、ロンドン土産らしいものを一つも買っていなかった。
こてこての、ロンドン名所の絵がついたプレートや
赤い2階建てバス、ブラックキャブのミニカー、ロンドンの国旗入り帽子、
そんなのをいくつか買って、近くのシャーロックホームズの店でも
お買い物をした。自分でくるくる回すオルゴールがあって、
娘は「memory」を選んだ。ちょっと切なくなるようなメロディーで
娘も私も、うっとり・・・。

思いがけず、ロンドン見学の一日。5時には家に戻ったのだが、
何だかもうくたくた。私は人混みは苦手だ。
そういう歳なのかな。



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2007年02月23日

マダムバタフライ

あーまだ興奮している。今夜、ロイヤルオペラハウスでマダムバタフライを観てきたのだ。感動した。ストールサークルっていう、とても低い位置で、多くは最も高い170ポンドの席・・・なんだけど、私はストールサークルのライトといってかなり前よりの右側で、私の席からいきなり50ポンドになる席だった。
これだけ値段に差があるのだから、おそらく、私の席は、柱が邪魔になるとか、前の人の頭で見えないとか、重大な欠陥があるに違いないと覚悟してた。
しかし、何もなかった。席を間違えているんじゃないかと、何度も確認したけど、やっぱり、私の席。指揮者の動きがわかる位置で、オーケストラも少し見える。舞台は、すぐそこ。170ポンドとちっともかわらない席だ。こんなにいい席でオペラを楽しめるなんてほんとにうれしい。ここは、ほんとに狙い目。すぐに売り切れるから残っていれば超ラッキー。

一幕目。
白塗りの顔をした着物姿の日本人役の登場にしばし気恥ずかしさを感じ、日本古来の風習やしきたりをイギリス人はどう受け止めているのだろうか、と何となく居心地の悪さを覚える。ストーリーは単純。舞台は長崎で、アメリカ兵が結婚仲介人により日本女性と結婚をするのである。結婚にあたり、蝶々さんは、キリスト教に改宗する。ダンナとなる人と同じ神に祈りたいから。でも、そのために、親戚からは絶縁させられる。

音はとてもいい。近いからか、劇場の構造なのか定かでないが、びりびりくるような迫力があった。ソプラノはオケに負けず劣らず、かなりの声量で圧倒される。

一幕目のクライマックスは、白い花嫁衣装の着物姿の15歳の少女が、アメリカ人との初夜を迎えるところだ。一枚、一枚着物を脱いでいくシーンは、とてもセクシーで女の私もドキドキする。一体、どこまで脱ぐんだ???と。そして、最後は床に横たわり、ダンナが来るのを待つっていう・・・きゃー、まさに、初夜。赤面。

そして、インターバル。今日は、こっちで友達になったトモコも当日券をとって立見で観ている。えっと、どこかなーと探したが見あたらない。始まる前にビールを一緒に飲んだのだが、開演の合図がなったので、バタバタしてどこで待ち合わせるかとか決めてなかった。しょうがない、また後で〜。ということで、二幕。

すぐに、日本人にとてもなじみのあるアリアがはじまる。これは、長野オリンピックの聖火点灯の時にも使われたという曲だそうで、誰でも、聴けば、あーーー、これね、とわかる曲だ。たしか、CMにも使われていたっけ。世界三大オペラといわれるぐらいだもの、有名なはずだ。それを、中国人の蝶々さんがうたいあげる。(日本人にこの役をやってもらいたいものだ・・・)それが、素晴らしかった。ここではじめて、キタキタキターーーという感じを味わう。結婚したアメリか人が帰ってしまったのだが、愛を信じて、いつの日か必ず帰ると信じる女心をうたいあげる。座席の前に字幕が出るので、意味はよーくわかる。英語だけれども、じっくり歌い上げてくれるので、歌詞もじゅうぶん味わえる。

そして三幕目。日本の港に戻ってきた彼は、アメリカ人の妻を連れていた。たった三年で、彼は母国で結婚していたのだった!なんてこった。ダンナの帰りを待ち続けた蝶々さんは自害するのだった・・・・。

話はほんとに、シンプル。わかりやすい。だから安心して、話に入っていける。歌に酔っていられる。途中何度も目頭が熱くなった。鼻水をすする音もしばしば聞こえたので、あ、みんなキテルな、と思った。

あなたに捨てられたら私は芸者になるか自害するしかないの、っていうストーリーがどうしてもちょっと苦笑、なのだけど、今時ない純粋でひたむきな怖すぎる愛に心打たれるものはある。

終わって、トモコに会えた。何と、彼女は立見の途中、倒れてしまったという。そういえば、一幕の終わりの頃、バタンという音が響いた。私はどこかでストゥールが倒れたかと思っていたが、それはたぶんトモコが倒れた音だった。彼女はしばらく意識がなかったというが、周りの人に助けられ、お水をもらって復活し、170ポンドの席を用意してもらって二幕を楽しんだんだという。

私が知らないところで、そんなことになっていたのかとびっくりした。血液検査はちゃんとしないとダメよ、レバー食べてね、とかさんざん言ったりして。

今日はおそらくこっちで最後の着物。黒の大島にしたのだけど、もっとフォーマルでもよかったぐらい。ENO(イングリッシュナショナルオペラ)よりもフォーマル度はかなり高かったように思う。数人に声をかけられ、どうやってそのベルトを結ぶんだ、なんて聞かれた。私の着物も楽しんで頂けたようで、何より。

せっかくのオペラだったから劇場前で写真を撮ってくればよかったなあ。でも、そういう人いないから、写真はちょっと勇気がいるわ〜。



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2007年02月22日

春近し

水仙1
だんだん日が長くなって、春めいてきた。
去年より1ヶ月ぐらい早い感じがする。
あんまりいいお天気だったので、おにぎりを作って、
リッチモンドパークにピクニックに行った。
お気に入りの場所は、penbroke lodge。
バラの季節は、シャンパン持参で真っ昼間から
いい気分になっていたものだ。水仙の花が咲く頃には、
もうここにいないかな、
と思っていたが・・見つけた。
水仙2
芝生から無造作に伸びた
緑の細長い葉の間から、
ところどころ黄色い花が顔を出している。
殺伐とした冬のイギリスが
黄、紫、ピンクに色づいていくと、
本当に美しい国に蘇る。
それを見ずに帰るのは名残惜しいな。
penbroke lodge
ロッジにあるカフェからの眺めは最高だった。

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2007年02月21日

あと少しだと思うと

昨夜は、人に追われている夢を見た。仕事をしていたときによく見た夢だ。
もうすぐ帰国だから、荷物の整理しなくっちゃ、とか
なかなか会えなくなる人に会わなくっちゃ、とか
いろいろとやらなきゃってことが山積みなのである。

今朝は、ご近所のMS.マサコに着付けを伝授。
これで5回目ぐらいになるのかな。
もうすっかり、着方もサマになってきて、きれいに仕上がるようになってきた。
自分で着るのも時々あやしい私が人に教えている、ってことに
驚いてしまうのだけど、あーだこーだと説明しているうちに
帯がどうゆう仕組みになっているのか、とってもよくわかってきた。
私も勉強になる。
それに、私が着物人を一人世に送り出した、と思うと誇らしい気分。

さて、今晩は、そのMS.マサコに子供二人をお願いして、
ジョンマクラーレンさんとロンドンのとても有名だという
会員制レストランでさよならお食事会です。



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