2025年02月15日

提示される情報は信用できる、できない、どっち?

少し前に「愛の不時着」をNetflixで遅まきながら見たと書いた。
その後主演の二人に魅了され、なんだかんだと言ってYuTubeを見るようになった。
以前はそんな彼らの情報なんて一切出てこなかったのが、
見続けていると次から次へとそれに関連するものが出てくる。
つまり興味のあるものにどこか、それは当然YouTubeだろう、
で選択されて提示されているのだな、と思った。

そのうちアメリカのトランプ大統領の就任式、もう1ヶ月近く前だけど、
の様子なども提示された。
これもテレビニュースで見ていたものの、なんとなくここでも見てしまった。
その後これに関連して、彼の一番若い息子18歳のバロン・トランプ君を
テーマにしたものが出てくるようになった。

動画ではなく、写真の上にナレーションがかぶさっていた。
最初は彼が父親の就任式の時に、聴衆に感動を呼び起こすスピーチを行った!?
というもので、その内容もちゃんと出たが、実際の動画はなし。
次はいくつかの彼に対する好感度を爆上げするよなエピソードの紹介。
演説もそうだが、大金持ちのわがまま王子のイメージとはかけ離れた、
冷静沈着、思慮深く、相手を思いやる気持ちの持ち主であるという話。

でも、そのナレーションがところどころとんでもの漢字の読み方だったり、
写真自体もこれが本当にその場を表すもの?だったり、
本当にご本人?と言った疑問がどうしても付き纏った。
すべてバロン君に対するとても好意的な話だったが、
なぜ今これと思うと同時に、本当のエピソードかという疑問も拭えなかった。
ところが日本語のコメントを見たら、結構みんな感心しているので驚いた。
信じてる?

つい数日前、こちらのTVでAIエーアイ、
日本語だと人工知能、英語のartificiel intelligence を略したもの、
について特集していた。
最初の30分ぐらいで見るのを止めてしまったが、写真の合成、声、音楽、
なんでも作れてしまうのが分かった。
これでは本物と偽物の区別がまったくつかなさそうだ。
可笑しかったのは、4人の男性に本物の女性とAIの架空の女性との対話を通し、
どちらの女性を選ぶかと言ったとき、3人が架空の女性を選んだ。
それは皆、彼らの望むような応答をしたことが大きい。
ロマンス詐欺が大流行りだけれど、これに理想的な容姿の写真、ここでもそうだった、
があったら、相手を求めている人には抗えない魅力だろう。

AIとかアルゴリズムとか、そういう言葉を調べてみたけれど、
なんとなく分かったような気がするだけで、実際のところ頭が受け付けてない?
ただそういう現実がある以上、残念だけれど何事もまずは疑うことかな。
とにかく何事も頭から信じることは避けようと肝に銘じるこの頃だ。
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そういうの、僕には関係ないけどね。



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2025年02月12日

直接はっきり言う時と言えない時がある

我が家の男二人は、月曜日の16時過ぎからル・モンLe Manに出かけた。
日本語ではこの24時間自動車耐久レースで有名な都市を「ル・マン」と
発音するが、これだとフランスではわかってもらえない。
と、これは余談。

ル・モンでは、冬場は毎月1回、夏場は月2回の時もあるようだが、
何週目の何曜日と決まっているわけでなく、
プロに限定されたアンティーク市が開かれる。
朝8時開場で、早い者勝ちの世界なので、
みな開始から早い時間で目ぼしいものを見つける。
よって午後まであってもビジネス的には午前中でかたがついてしまう。
二人はこれに行ったのだ。

以前、オリヴィエが店をやっていた頃、
彼の友人と早朝6時前に落ち合って一緒に出かけたこともあったが、
それは彼にとってかなり疲れることだった。
ゆえにほんの数回、よほど気が向いた時だけ行っていた。

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うちの中もまるで古物商のような感じ。一番左が今回買ってきたもの。
右のシャンデリアも買った時は左のようだったが、こんな風に生まれ変わる。

それが去年ぐらいから息子が父親を誘って毎月のように行くようになり、
彼らは前日に1泊し、8時前にその場に着くようにしている。
遊びに行くわけではないので、ホテルは寝るだけ。
翌日も目的を果たしたらすぐに帰ってくるから、我が家には13時過ぎには着く。

だから昨夜私は犬と猫と一人で留守番だった。
夕食は一人だから好きなものを、いや昨日はタイスープの残り物ですませ、
朝食を思い切り和風、納豆、豆腐、味噌汁、もちろんご飯、にした。
本当は月曜日の夜ブログを書こうと思っていたが、止めた。
このチャンスを逃すとしばらくゆっくりは見られない、
私好みのNetflixのプログラムを選んでしまい、結果夜更かしをした。
翌日はとにかく割と早く帰ってくるから、掃除をして、
昼食の用意をして、あとは温めるだけにしたら彼らが帰ってきた。

そして第一声「何も変わったことはなかった?一人で大丈夫だった?」
息子なんて「寂しくなかった?」って、子供じゃないのよ。
たった一晩一人で何が困るものですか。かえって私の好きに楽しめるのよ。
とは口が裂けても直接言わず、ただただ「大丈夫、犬も猫もいるしね」と
にこやかに答える私。
これが二人が1週間モロッコへ行く時は「一人で大丈夫。
自分の好きにできるし、好きなものを食べるから心配ご無用」とはっきり言う。
安心させるためでなく、本心なんだけど・・・
まあ、心配してくれるうちの男たちは優しいのである。



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2025年02月08日

ここ3週間続けて金曜日の昼は蟹!!

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この蟹は、フランス語だとアレニエ・ドゥ・メーaraigne de mer。
日本語にすると「海の蜘蛛」となる。
なんとなく足が長くて形状的に蜘蛛を連想するからだろうか。

ブルターニュでは、この蟹が結構捕れる。
随分前にこの蟹のシーズンは春、4月以降6月がピークと聞いたが、
今冬はなぜか魚屋でよく見かける。
そしてこれがなかなか繊細な甘みがあって美味しい。

本来、今はコキーユ・サン・ジャックcoquilles saint-jacques、ホタテ貝のシーズンで、
3月を過ぎ、4月いっぱいこれが楽しめる。
殻付きで売っているので、1キロ5枚ぐらいで、お値段は5ユーロ前後。
だから15枚ぐらい買っても15ユーロ前後なので、
鶏1羽、もちろんマルシェの農場直送の値段だが、17、18ユーロとそう変わらない。

ではこのアレニエの値段はいかに、というと、
これがまたそれほど高くない。
1キロ6ユーロ前後、軽いと中身がないから重いほうが良いわけで、
この写真の2匹で17から18ユーロほどになる。
一人1匹ではいつも余らせてしまうけれど、
堪能するにはやはりこうでないと食べた気がしない。

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大きな寸胴に蟹を入れ、最初は強火で水から茹でる。
生きているので釜ゆで状態でちょっとかわいそうだけれど、この方が美味しい。
その時、ゲランドの粗塩を大匙5ぐらいたっぷり入れる。
本来なら海水で茹でるのが一番良く、セネに住んでいた時はそうしていた。
なんと言っても海辺から2分ぐらいのところだったからそれが可能だった。
今はそういうわけにはいかないから、粗塩をたっぷり使うわけだ。
割と強い火にかけ、ぶくぶく沸騰してきたら火を少し落とし20分以上茹でる。
火を小さくした時に、ぷくぷくが止まらないくらいにする。
火を止めたら5、6分ほどそのままにし、その後鍋から引き上げる。
ここまでが私の仕事で、あとはオリヴィエが解体作業をする。

足を外し、胴の殻を外し、中の身を取り出しやすいように小さめに切る。
2枚目の写真は蟹味噌と足だけで、中身の方は別皿で写真を撮らなかった。
足の方は全体にすーっと身が外せることもあるし、結局殻を割らないとダメなこともある。
身の方は蟹専用の棒で掻き出す。
一番太い鋏のある足?手?は大きなペンチを使わないと割れないほど硬い。
ここでも蟹を食べている間はサイレント。日本と同じだ。

なぜかここ3週間、毎週金曜日にはこれを昼に食べて満足している。
ちなみに私は酢醤油、オリヴィエは自分でマヨネーズを作る。
何もつけなくても美味しいが、ソースで変化をつけるのも変化があって良い。



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2025年02月04日

期間限定の新しい冒険に乗り出した日

2月2日、日本では節分だったらしい。
通常2月3日?この日は立春でもあるが、
フランスにはこうした行事や暦はない。
だから自分で気を付けていないと、忘れて何気に過ごしてしまう。
もちろん気を付けたからと言って豆まきをするわけではない。
西暦1月1日とは違う、旧暦の新年。
気持ちを新たにする時だと思っているからだ。

そしてこの新年の2月2日に新しい期間限定の冒険に参加した。

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去年の7月、私が参加しているコーラスのアソシエーションを通して、
ブルターニュとその中のモルビヨン県の音楽アカデミーが中心となってのプロジェクトで、
この5月4日(日)にヴァンヌVannesで行われる、現代オペラのコーラスの募集があった。
それはレバノン系フランス人作曲家による、2018年に発表された現代オペラで、
タイトルは「Khenkhenouエジプトの死者の書」というものだった。
4000年も前のエジプトが舞台だ。

その時どんな心境で申し込みをしたかというと、
何か新しいことに挑戦してみたかったのかな、と思うが、その後何の連絡もなく、
話はなくなったのかと、正直内心ホッとしていた。

それが12月も半ばごろだったか、突然オーガナイザーからメールが来て、
60人ぐらいの参加申し込みがあったと。
さらにそこには練習日のスケジュールが記されていた。
最初に申し込んだ時の予定では、うちの近くでも練習があったが、
それはどうも参加者数の都合でかなくなっていて、
サン・タン・ドーレイSainte Anne d'Auray、ポンティヴィーPontivy、
ロドンRedon、ロリヨンLorient。
後はヴァンヌで公演前の2日間と当日のリハーサルと続いていた。
そして年が明けてから、歌うべき断片の録音も送られてきた。

びっくりだった。
当然練習にはすべて参加することが義務付けられていたし、
実際の音を聴いた時はさらに驚きだった。
現代オペラについての知識は一切ないうえ聴いたのも初めて。
これは実際できるのかどうか、歌えるのかどうか不安の方が先に立った。
そしてとにもかくにも最初の練習に参加したわけだ。

どうやら不安を覚えた人は少なくなかったようで、
最終的なコーリストの数は46人と知らされた。
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全員での昼食をはさみ、練習は朝10時半から16時まで続いた。
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指導が良かったせいもあり、ある程度のところまではこぎつけた。
指導者にとっても冒険と何度も繰り返し言っていたくらいで、
それについていく私たちにとっては、さらに新しい冒険の始まりだと実感。
でも、帰るときのみんなの感想は、とても良い経験になると、
ポジティブだったのが素敵だった。当日までしっかりやらねば!



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2025年01月30日

朝夕の洗顔は何を使ってる?何派?

普通、つまり一般的に朝夕の洗顔は何を使っているのだろう?
お年頃の女性なら、やはり専用の洗顔料を使うのだろうか。
最近は男性もおしゃれだから、男性用洗顔料を使ったりするのだろうか。

私は、歳を取ったからでなく、かなり以前から石鹸派だ。
20代、30代の頃、顔を洗う時は一応専用の洗顔料を使っていた、と思う。
それがいつから石鹸派になったのだろう。
タヒチ時代か、ブルターニュで暮らすようになってからだったろうか。
ただ言えるのは、ここに越してきたばかりの頃に、
とても具合の良いお気に入り石鹸と出会い、それからずっとそれを使っている。

2000年にセネというモルビヨン湾に面した小さなコミューンに住み始め、
近かったヴァンヌの町に、マルシェも週2回あったし、よく出かけた。
タヒチから越してきて、初めてのフランス生活だった。
何を見てもお洒落で、安く感じた。
島の物価は高く、食材も物資も非常に限られていたのだ。
その頃のヴァンヌは、1年を通して観光客もそれほど多くなく、
こじんまりと落ち着いた雰囲気のおしゃれな街だった。
特に旧市街の中を歩くのが好きだった。

そんなある日、南フランスの物産をいろいろ売っている専門店を見つけた。
そこにマルセイユ石鹸といって、7センチの立方体で、ブルーのラベンダー、
ピンクのローズ、白のミルク、緑のオリーブの4種類だった、に出会った。
値段はその大きさからいって、スーパーで売っている
普及品の大きな石鹸と変わらなかった、と思う。
色も形もそこはかとない香りも気に入り、まずラベンダーとローズを買った。
これが大正解で、私はそれからこの石鹸以外は使えなくなってしまった。

それから数年後、日本でロクシタンという南フランスのメーカーがブームになった。
時を同じくして、いつも買っていた店からその石鹸が消えた。
どうしたのかと思っていたら、ヴァンヌにもロクシタンの直営店ができ、
そこでこの石鹸たちに再会した。
初めてこのメーカーのものだったとわかった。
ギヤックに越してからも、ヴァンヌに行ったときは必ずここで石鹸を買った。

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今はわざわざヴァンヌまで行かずとも、ネットですべて注文OKで便利になった。
が、名もない当初は7センチ立方体で、値段もリーゾナブルだった。
それが今は5.5センチの正方形で、厚さはたったの3センチ。
値段は、20年も前のことははっきり覚えていないが、3ユーロぐらいだったと思う。
今は大きさが昔に比べ半分ぐらいになったうえ、値段は6.50ユーロ。
こんな風に比べると、実に年月と物価の違いを改めて実感させられる。
でも、やっぱり顔を洗う石鹸に妥協は許されない。



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2025年01月27日

自然災害も老いも、備えは怠るべからず

1月26日の日曜日、朝から強い風と雨。
いや、なんだか毎回こんなことを書いている気がするが、
実際嵐が2、3日おきにブルターニュを襲っている。

数日前はここよりアイルランドや英国北部に被害が出た。
今回はブルターニュ、それも我がモルビヨン県にも大雨の被害をもたらしている。
50年ぶりとかで、県庁所在地のレンヌ市内でも浸水が発生している。
息子が住むアパートは水辺に近い場所ではないのでその心配はないが、
レンヌから我が家へ向かう道路が冠水して通行止めになり、
日曜日の昼に来ると言っていたけど、無理になった。

幸いそれで誰も困ることはなく、
私は単に昼のメニューを変更するだけで良かった。
でも、家が浸水した人たちは避難を余儀なくさせられるし、
暢気な事は言っていられない。
この風で停電もあちこちで起きている。
電気の暖房だけだと、止まってしまうから寒くて大変だろう。
我が家は暖炉があるので、いざとなっても何とか寒さをしのげるのでありがたい。
地球規模で自然災害が年々その激しさを増しているように思う。
食料や水の備蓄、停電時の対応など、いろいろ想定して常に準備しているのが良いようだ。

ところで話はまったく違うが、
フランスの歌手、シルビー・バルタンの名を知っているのは、
日本人だと私の年代前後の人だけかもしれない。
フランスではジョニー・アリディーの元奥さんだとか、
ヒット曲もたくさんあるポピュラーな女性歌手だ。
その彼女が80歳で最後のステージをパリで行ったとラジオで言っていた。

80歳でステージに立つ、つまりコンサートをやったというのは凄いと思った。
歌うのは体が楽器だから、年齢を重ねれば重ねるほど簡単ではない。
それでもきちんとした発声としっかりした体調管理を行えば、
若い頃と同じにはならないが、ちゃんと歌えるだろう。
「ラストステージ」が80歳!
そういえば日本の草笛光子さんも91歳で現役女優。
皆さん、職業柄とは故、その裏にはいろいろな努力があるのだろう。
ただの私はついつい自分に甘く、言い訳を作ってすべきことを後回しにしている。
それはやっぱりまずい?
普通は普通なりに、それなりの努力をしないと
老いに飲み込まれるだけかもしれない。
自然災害への備えも、さらなる老いへの備えも怠るべからず、ということか。

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2025年01月22日

ブルターニュも寒い日々が続いています

ブルターニュは海洋性気候なので、
通常極端に寒くなることも暑くなることもない。
と言っても「通常」のことであって、最近は季節の予測が付かない。

去年の春はいつまでも寒く、なかなか菜園の植物が思うように育たなかった。
夏も寂しくなるほど暑い日がなかった。
そして今年に入ってからは、いつになく寒い日が続いている。
朝夕一桁台の気温になるのは珍しくないが、
マイナス1度とか2度が普通で、日中も0から2度ぐらいにしかならない。
これに風が加わると体感温度はさらに下がる。

冬は冬らしく寒いのは良いのだが、10日以上こんな日が続いている。
朝の庭は草に着いた水滴が凍って真っ白だ。
ある1日は霧氷で、葉を落とした木が日の光を浴びてキラキラ輝ききれいだった。
こんな景色、リヨンに夫の実家があったころに見たけれど、
ここブルターニュで見るのは超まれ。

それでもキーンと晴れて太陽が顏を見せてくれればまだ良いが、
朝方から深い霧に覆われていたり、
1日中厚い雲にどんよりと覆われていると、犬の散歩に出るのも億劫になる。
朝焼けがきれいな時は、着替えもそこそこに急いで犬を連れて散歩に出る。
ここの日の出はまだ遅く、早起きでなくても間に合うからだ。

ところが先週太陽を拝みに3日間ほど朝、犬の散歩に出たら、
最初の日に寒さに当たった?というか喉がひりひり痛くなった。
塩水でうがいをし続け、何とか収まった気がしたものの、今度は鼻水。
鼻をかみ過ぎて鼻の下が痛くなったのでメンソレータムを塗った。
ほかにも鼻に直接入れる薬をオリヴィエに勧められ使い、
少し収まったと思ったら、今度は咳が少し出てきたのでアスピリンを飲むことに。
そして何よりここ数日は早く寝ることを心掛け、今に至っている。

この月曜日はだいぶ良くなったものの、咳が出るし、鼻も完全に良くなったわけではない。
いくらマスクをしていても、コーラスに行って誰かにうつしたら・・・
そう思うと心配で、今週は休んだ。
何しろ家ではオリヴィエに完全にうつって、今は彼が少しの咳と鼻水が絶えず、
ティッシュペーパーを離せなくなっている。
幸いただの風邪で、インフルエンザやコロナでないから
ひどくなることもなく助かっている。感謝、感謝!!
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2025年01月18日

今まで想像したことのない歳に突入

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この木曜日、1月16日、また誕生日を迎えてしまった。
私自身はあまり歳を取ることに抵抗がなく、
60歳になる前は、むしろ早くなりたいと思っていたくらいだ。
若いといろいろ欲がある。
あーなりたい、こーしたい、してみたいとかいろいろ将来に対する希望が募り、
その割には思うようにはいかなかったり、壁にぶつかったり、
迷いもあれば、試行錯誤は当たり前。
反対にそれが若さの特権で、いろいろ経験することで成長する?
とにかく先の限界が出てくれば、すべて受け入れて気が楽になる、と想像したわけだ。

実際60歳を超えてもそんなに理想的にはならなかったっけれど、
反対にあまり歳を取った、という風にも感じられなかった。
そのころ70歳なんて想像外だった。
ところが早くも今年早々、ついに70歳を超えてしまったというわけだ。

具体的に70歳から71歳になっただけで、何かが変わったわけではない。
ただこの先の「限りある時」に対する意識が増した気がする。
今体調に問題があるわけではないが、少なくともこれを維持するには何をすべきか。
80歳ぐらいまで元気でいられたら、それまで色々旅行がしたいとか。
今だからまだできることを、より真剣に考えるようになったかもしれない。

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お寿司は前日から予約をし、息子がオーレイまで行ってテイクアウトしてきてご馳走してくれた。
チョコレートも彼からのプレゼント。

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夫はローズ色の綺麗で美味しいシャンパンを奮発してくれ、ケーキも買ってきてくれた。
特別高価なプレゼントやレストランに行ったわけではないけど、
いつになくとても温かな3人で過ごした1日だった。ありがとう。

それからいつもFaceBookにブログ更新のお知らせを出していて、
友達のみの公開にしているので、いつもリアルの友人たちが読んでくれる。
誕生日についてもメッセージをくれ、ありがとう!



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2025年01月16日

アペロへの招待は気が楽

ここ数年、以前France2の夜のニュースでも取り上げていたが、
特にパリではアペリティフ、アペロに招待しあうことが増えている。
つまり食事より招く方も招かれる方も気が楽で人気があるということだった。

私が友人を招待するときは、ほとんどの場合昼食だが、
アントレ、メイン、デザートとフランス式にメニューを考える。
たとえ日本人の友達を招いても、これは変わらない。
というのも我が家の主は日本食ファンではないので、
全員が楽しく食事をするためには形式ばかりでなく、食事内容もフレンチ寄りになる。

それとメニューを考える時、
招待した人をテーブルに残して私がキッチンにこもりっきりで、
テーブルとキッチンを行ったりきたり、という状態は避けたい。
日本だとお母さんが忙しくキッチンで調理をし、旦那さんはお客さんの相手。
もし揚げ物などをメインに持ってきたら、やはり揚げたてを供して欲しいから、
ここはお母さんが頑張るわけで、落ち着いてテーブルについているわけにはいかない。
しかしフランスだと、これではせっかく招待したお客さんとの会話を楽しめない。
よってオーブン料理という、便利で見た目も良いメニューがある。
オーブンに入れておけば調理が完了するので、その場についている必要がない。
が、いずれにしろ何かと食事は手がかかる。

そこへ行くとアペリティフはつまみと飲み物を用意すればよい。
つまみは完全手抜きであれば、買ってきたスナックやナッツでも可能だし、
手をかけるなら自分でカナッペなどを作る、という具合になる。
これは招かれる方も気楽で、手土産に凝る必要もないし、値段も気にせずに済む。
好きな飲み物やつまみを持参するだけでも良い。
それでいて肝心な会話は、フランス人はこれが大好きだから、
みんなで思い切り楽しめるというわけだ。
私もこれを今年はしばしば実行してみたいと思う。

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この15日、さっそく日系アメリカ人夫妻をアペロに招いた。
いつもは昼食に招待するのだが、今回は軽くすることに。
カナッペにうちのクルミやモロッコで買った干しブドウなども別に用意した。


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2025年01月12日

「愛の不時着」、見てしまった!!

1月9日の昼前、ジョスランで歯医者の予約があった。
わかっていたのに前の晩、ひどい夜更かしをしてしまった。
その原因はNetflixだったが、これは自発的で
期せずして「時間泥棒」にあったわけではない。

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タイトルに題名を入れてしまったから、何を見ていたかはもうお分かりだろう。
調べたら、韓国では2019年12月14日から翌年20年の2月16日まで放送され、
同時期、Netflixで世界190か国に配信され、日本は2020年2月23日からだと知った。
当時アジアを中心にアメリカ、その他世界中でヒットしたと書いてあったし、
本国を含め他の主演男女優賞のほか、作品賞などいろいろな賞に輝いていたと知り驚いた。
以前から日本語タイトルと日本での大騒ぎしか知らなかったので、今回調べてみたわけだ。
そういえば配信当時、我が家はまだNetflixを入れていなかった。

去年の秋ごろ、Netflixで何を見ようかサーフィンしていた時、
ここでは英語タイトルで「Crash Landing on You」となっていて、
もしかしてこれが大ブームを引き起こした韓流ドラマかと思ったが、
見始めると危ないと思い、すぐには見なかった。
いや、最初の10分ほどを見たけど、幸いすぐには入り込めずそのままにした。

ところがこの新年、夜はいつものように暇?だから、
オリヴィエが韓国ドラマシリーズのプログラムをあれこれ見ていた時に、
「これは日本で一大ブームを巻き起こした」と言ったら、
フランス語の吹き替えだったし、突然見ようと言い出した。
彼がどこまでこのロマンス・ドラマを見続けられるかと思ったが、
ぐちゃぐちゃ言いながらも結構毎日2話ぐらいずつ見続けた。
1話がだいたい1時間半ぐらいと長いので、これまたあっという間に時間が過ぎてしまう。
そして8日水曜日の夜、最後の3話となったわけだ。

物語前半はサスペンス要素も強く、後半はぐっとロマンスより?
韓国では後半に行くに従い人気が沸騰したようだが、オリヴィエはむしろ反対。
というわけで最後3話のうち最初の14話の途中でギブ・アップ。
私はここまで来たら二人ともう一組のカップルの最後、
何しろ絶対に普通には一緒になれない前提なのだから、
どう終わるのか見届けないと気が済まなくなり、見続けて夜中の2時過ぎ。

深刻な中にも笑いあり、ユーモラスなやり取りに心が和んだ。
主人公二人のお互いを思いやる気持ち、やさしさとか、強さも魅力的だった。
色々な感情がロマンチックにちりばめられていたのも人気の秘密かな。
それにあまり知られていない北朝鮮の描写。
脱北者などから丁寧に取材し、できるだけ現実的になるよう配慮したようだ。
最近のドラマはバタバタ殺しあうものも多く、辟易するけれど、
やっぱりこういうちょっと非現実的でも、もしかしたら・・・みたいな恋愛ドラマ、
疲れたけど最後まで見て良かったし、満足した。

ちなみに翌日は歯を抜いたせいもあり、
午後から一度起きただけで、結局食事も取らず翌朝までずっと寝てしまった。



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