2017年09月19日

最近のお手軽メニュー、自家製ピザ

コルシカ島へ行ったとき、どこへ行ってもピッツエリアの看板が目立って、
オリヴィエなど「そこにだけは入りたくない」と言っていたものでした。
実際コルシカ島はイタリアの影響も非常に強く受けているので、
ピザ屋さんがあちこちにあってもおかしくはないと思います。
が、ブルターニュのクレープ屋さんと同じで、出来上がりと味は千差万別。
一見簡単そうで単純に見えますが、「美味しさ」にこだわればやはり奥は深いでしょう。
そんなお店を初めて行ったところで選別し見極めるのは至難の業。
よって選ばないのが賢明、という評価になったわけです。

でも手軽に作れるという意味で自家製ピザは最近うちのメニューの中によく登場します。
冷凍ピザはスーバーで売られていますが、自家製の品質、味は雲泥の差があります。
何しろ経済効率など無視ですから。
お店や出来上がりのピザを売る場合、そこはどうしたってビジネスです。
儲けがなくてはやっていられません。
一流店は品質が売りかも知れませんが、普通はそんなことばかり言ってはいられないでしょう。
できるだけ安く大量に仕入れて、まあまあの味と値段で売る。
それが当たり前ではないでしょうか。

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ただ家でもピザの皮から手作りかというと、それではちっとも手軽ではありません。
「手軽」な理由は、ピザの皮を出来合いで調達するからです。
トマトソースも、他にも使えるし、出来上がったものを買い置きしています。
いずれも自然食のビオコープBiocoopで調達します。
普通のスーパーより多少割高ですが、絶対に味が違います。美味しいのです。
とはいってもソースの味は好みですから、
いろいろ試してみて気に入ったものを常備するのがお勧めです。
トッピングはその時家にある残りとか、アンショワ(ひこ鰯の塩漬け)など、
好きにのせて、これもビオコープ調達のグリエールチーズをたっぷりかけて焼くだけ。
一般のスーパーでは「ピザ専用チーズ」も売っていますが、上記のほうがどうも確かです。

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この日の具は冷蔵庫に残っていたラルドンとシャンピニオン、
それに玉ねぎのスライスと庭で採れたプチトマト、黒オリーブをのせました。

実は息子がいて3人の場合、この1枚では到底足りません。
かといって2枚いっぺんに焼くほど我が家のオーブンは大きくないため、
息子が取りに行ってくれるのもあり、今まではお店でピザを2枚オーダーしていました。
今は彼がいないので、1枚で十分だし、たとえ面倒だからとオーダーしても、
取りに行くのは私。車で店まで取りに行かなければなりません。
結局ちょっとの手間ですから、ササっと作ってオーブンに入れれば焼き上がる、
自家製のほうが簡単で経済的でもあります。
それに夫は店のピザより家で作るほうが美味しいと言うので、これも家で作る理由です。


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yachiyo_s at 13:30│Comments(0)clip!フランスの食と食材 

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