2018年03月12日

フランスでも語られる3月11日のこと

2011年3月11日午後2時46分に起きた東北大震災から7年の歳月が流れ、
当然日本では追悼式や震災関連の特集番組などがいろいろ組まれていましたね。
実はここフランスでも、パリではこの日の午後2時に、
レピュブリック広場Place de la Republiqueで黙祷が捧げられたとニュースで言っていました。

どことかのアソシエーションが組織したそうですが、
この出来事は決して「遠い極東の国の自然災害」といった人ごとではない気がします。
地震によって引き起こされた津波による原発事故までの一連の大災害を含むからではないでしょうか。
フランスは原発大国です。
実際今の所十分な電気を国中に供給するのに原発がないとやって行かれません。
アルザスの方にある一番古い原発の廃炉は決まっていますが、実際いつになるのか。
また新しく核燃料の廃棄施設を作ることへの地域での反対運動も起こっています。
そんな中、今も時々フランスのテレビ番組で、その後の福島の様子を紹介したりします。
まだ故郷へ帰れない、いや、一生帰れない人々もいて、ずっと避難生活が続いているとか。
特にこの3月11日前後には新聞、ラジオ、テレビなどで日本の被災地の様子も含め、
一斉に報道されていました。

7年前の災害時、「フクシマ」はフランスでも誰もが知っている単語となりました。
我が家は日本語テレビ放送を入れているので、特にその時の津波の映像は衝撃的でした。
コーラスに行っても、マルシェに行っても、私が日本人だと知っている人からは、
多くのお見舞いと慰めの言葉をかけられたのをよく覚えています。
そしてこちらに住む知り合いの日本人女性からは、彼女は神戸の大地震の体験者でした、
被災地への寄付を募るバザーの催しへの出品依頼が来て、参加させていただきました。

7年という歳月が「もう」というほど長いのか、「まだ」と短かく感じられるのか。
それぞれの人が抱えているものの違いで、きっと感じ方も違うでしょう。
実際に家族や親しい方を亡くされた方々、まだまだ避難生活が続いている方々にとっては、
震災後の時間が止まってしまっているかもしれません。
悲しみを和らげるという意味では、7年という歳月はまだまだ短すぎるかもしれません。
直接的には何もできませんが、この一瞬だけでも亡くなった方々のご冥福を祈ることと、
今も傷を抱えながら一生懸命生活していらっしゃる方々のことを忘れない。
そういう風にいたいと思います。

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