2024年06月15日

日本旅行記14 足利1泊旅行での素敵な出会い

伊勢・出雲旅行からは3月21日夜に戻った。

その後は27日に帰仏するまで東京で少しゆったりしたスケジュールで約束を入れていた。
ところが23日に会うつもりの友人の都合が悪くなってしまった。
その理由を聞いてみると、足利でフランス在住のサックス奏者の女性のライブがあるのに、
うっかり私との約束を入れてしまったことに気づき、変更したいという。
彼女は足利在住のアーティスト、音楽ではなく絵や造形の方で、
フェルトを使った予想のつかないファッションを提案し、
東京の銀座や八ヶ岳の個性的なギャラリーで個展やグループ展をよく開いている。

2年前、彼女Cからこの女性ジャズ・ミュージシャンのことを聞いた。
2022年に日本ツアーがあって、その演奏会にCが行き「仲野麻紀」の名を教えられたのだ。
日本だってそうだと思うが、フランスと一口に言っても広くて色々な場所がある。
日本なら東京、フランスならパリがまず一番に来るし、それなら普通だろうが、
ブルターニュ在住だと言われ、とても興味を惹かれた。
その彼女のライブが、たまたま私が日本にいた時、それも行こうと思えば行けるところである!
それなら私も聴きに行きたい!とCにチケット購入と席の確保を頼んだ。

さらに24日に会う予定だった親友も、週末だったので1泊で一緒に行こうと誘った所、
彼女は仕事でずっと忙しくしていたが、ここは時間が取れるということで快諾。
結局二人でライブに間に合うように出かけた。

足利へは北千住から東武の特急りょうもうに乗れば1時間ほどで着くと言われたが、
二人ともこちら方面にまったく縁がなかったため、銀座から北千住まで何分ぐらいかかるのか、
そんなところから見当をつけなければならず、遠くはないのに結構な旅気分となった。

麻紀さんのライブは足利のメインストリートに面したおしゃれなカフェで開かれた。
カフェの名はartspace & cafe(〒326-0814 栃木県足利市通2丁目2658)。
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ライブのためにテーブルや椅子は一方に置かれていたが、
このスペースでは地元の作家や他のアーティストの作品展示も常に行われているようだった。


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途中休憩を挟んでの2部構成。
基本は彼女自身の作曲で、自然の風景を連想させる曲。
私はそんな風に感じながら聞いていた。
1曲目は日本のどこかを題材にしていると説明があったような気がするが、
私はなぜかブルターニュの海辺の風景を連想した。
大西洋の波と風。
太陽が顔を覗かせたと思ったら、風が出てきて、またあっという間に雲に覆われ雨が降る。
コロコロ猫の目のように変わる天気。
たった3週間しか離れていないのに「懐かしい」と思ったのが、自分でもおかしかった。
他にサティの曲もあった。私もサティは好きだ。
ピアノでしか聴いてなかったが、サックスも味があって良かった。
そしてアンコールでは、日本の曲とフランスの曲と2曲もサービスしてくれた。
フランスの曲はピアフのラ・ヴィ・オン・ローズ。
私たちのコーラスでも歌ったことのある曲で、これも大好きな曲の一つで嬉しかった。

休憩中に少しだけ話すことができ、その時にブルターニュのどこに住んでいるかがわかり、
お互いに驚きの声をあげてしまった。
住まいは同じ県内で、60キロほど離れてはいるものの、ここではそんなに遠くはない。
ほぼお隣感覚だ。
しかもうちから10キロ先の町プロエルメルに、毎週木曜日に来ているというではないか。
大体プロエルメルという町の名を知っている人の方が少ないから、本当にびっくりだった。
この時、彼女がブルターニュに戻ったら絶対連絡し合いましょうということに。
そして来週、この約束が実現する。

足利の街歩きは次回に紹介したい。



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yachiyo_s at 11:00│Comments(0)clip!暮らしにスパイス 

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