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■プロ野球では、今年からビデオ判定を導入したそうですね。すっかりJリーグに夢中になってて、気づいておりませんでした。
■ぼくはこの制度の導入、賛成です。
■サッカーで言うところのフットサルで、アメフトにはタッチフットというスポーツがあります。ぼくはこのスポーツを10年以上プレーしていて、昨シーズンも含めて過去6回全国大会に出場したことがあります。
■それで、全国大会の会場が千葉マリンスタジアムなんです。
■ぼくが選手としてプレーしていて毎年思うのが「こんな広いグラウンドを4人の審判で、しかも100km/h以上のスピードボールを裁定するって、かなり難しいだろうな」ということ。
■グラウンドに立つと、空の広さに驚きます。ライン際の際どいボールを凝視して追いかけるのは至難の業であることは何となく想像できる。
■だから、ミスが起こった場合でも軌道修正できるシステムは必要だろうと感じます。

■このビデオ裁定ですが、おそらく先進的なスポーツはアメリカンフットボール、NFLでしょうね。
■両チームに対し、ゲーム中に2回だけ「チャレンジ(ビデオ判定、正式にはインスタント・リプレイ)」の権利が与えられます。
■判定に不服がある場合、チームのヘッドコーチは赤いフラッグをフィールドに投げ入れるのが「チャレンジ」のシグナルとなります。
■NFLが優れている理由は「もしも審判の判定が正しかったから、チャレンジしたチームはタイムアウトを1回失う」ということ。さらに言えば「ゲーム中、チャレンジに2度成功したチームに限り、3回目のチャレンジ権を得る」ということです。
■フェアで合理的、なんですよね。
■秀逸なのは、ゲームが盛り上がる第2クォーターと第4クォーターの残り2分(2ミニッツ・ウォーニング)を切ると、両チームともチャレンジはできない。という制度。
■要は「ゲームの見どころなんで、両チームとも空気を読んで、流れをブッタ切るのはよそうね」という、スポーツを観るひとのために立っている点です。
■さらに素晴らしいのは、審判がリプレイをチェックする時間は60秒と決められている点です。これもまた、お客さんを退屈にさせない仕組み。

■日本のプロ野球も「ビデオ判定依頼はゲーム中1回まで」「7回以降は依頼しちゃだめ」とか、試行錯誤しながら、こういったルール改正していくのが理想と考えます。
■中日の落合監督とかすごい抗議しそうですね(笑)。現役時代、地方球場でのゲーム前の特打にてライトとレフトへ伸びるラインがそもそも曲がっていることを指摘。ゲーム前に職員が測ったら本当に少し曲がってて、急遽ラインを修正したというエピソードを聞いたことがあります。
■まぁ、こういう系統の抗議とか観てみたいです。って、レベル高っ。